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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > 『フリースタイルティーチャー』ついに最終決戦

『フリースタイルティーチャー』ついに優勝者決定! ゆりやんVSカミナリ・たくみ、容赦ない【コンプラ】の嵐!!

ゆりやんのえげつない下ネタにぶるまが浮かべた複雑な表情

 第2試合は、カミナリ・石田たくみ VS ゆりやんレトリィバァ。事実上の決勝戦と言える。

 とにかく、ゆりやんは言葉のセンスが抜きん出ている。そこらのフィメールラッパーより断然強いだろう。たくみはヒップホップが大好きで、とにかく威勢がいい。勢いがあるからか、どちらも凄いのにどうしてもたくみのほうへ引き込まれる。たくみを見ていると、MCバトルとツッコミの親和性の高さを感じる。両者とも対話力は十分。しかし、ツッコミ型のたくみのほうが相手の言葉を拾ってアンサーしているように聞こえてしまうのだ。

 あと、このバトルは【コンプラ】が頻出した。特に、遠慮がなかったのはゆりやんのほうである。

ゆりやん 「やっとけABCDEFG 家に帰って【コンプラ】(※)」

たくみ 「【コンプラ】(※) それはおめぇのボケの事だな
      おめぇのボケは拾いづらい ツッコミづらい
      もうちょっと俺たちの気持ちを考えて欲しい
      今日俺がいなかったら おめぇずっと滑ったまんまだぞ 馬鹿」

(※)【コンプラ】の内容は、おそらく「自慰行為」

ゆりやん 「でも下のサイズはXLですか 
      確かによく見りゃ 今世紀最大の【コンプラ】
      家に帰ってXLで【コンプラ】(※)

たくみ 「【コンプラ】(※)じゃねぇ バンバン嫁のこと突っ込んでんな
      子どもも2人もうけたぜ 子宝」

(※)【コンプラ】の内容は、おそらく「センズリ」

 遠慮のないゆりやんの下ネタを見て、レッスン中は下ネタを禁じられていたぶるまが複雑な表情をしている。悔しさを滲ませていたのかもしれない。リズム感があり、ボキャブラリーが豊富で、何よりのびのびしているゆりやんのラップ。彼女のフリースタイルを見ていると、ひょっとしたらバトルより音源制作のほうが合っている気がした。

 結果、このバトルはストレート勝ちでたくみが制した。たくみ&ケンザの優勝だ。総合力の勝利と言えるだろう。振り返ると出場した4人全員、見事にラッパーとしての個性はバラバラだった。彩り豊かな総当たり戦は、見応え充分だった。

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