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日刊サイゾー トップ > インタビュー  > コント師・ロングコートダディ
お笑いの賞レース常連の注目芸人にロングインタビュー

【再掲】漫才もこなす関西屈指のお笑いWarrior、千原ジュニアにもハマるコント師・ロングコートダディ

ロングコートダディが仲いい、注目する、尊敬するあの芸人

――ロングコートダディさんが大阪でやっているイベントが、どういう内容か気になるんです。

堂前 ひとつが「ネコちゃん大特訓」ですね。これは僕の好きな人たちを呼んで、ネタバトルさせるイベントです。

兎 またウォリアーや。

堂前 Warriorのイベントです。

兎 バトル自体減っているんで、あってもいいかなと。

――減ってるんですか? 大阪って常に若手がバトルしてるイメージありますが。

兎 減ってます。漫才劇場になってからはシステムが変わって、入れ替え戦がなくなったんで。

堂前 下から上がってくるだけで、僕ら、落ちないんですよ。

――バトルですり減っていく芸人さんもいますよね。芸人としては、ない方がいいんですか?

兎 最初は批判の声が多くて、バトルあったほうがモチベーションは保てるんかなーとか思いつつ、今はそれに慣れました。気にせず好きなことができるという面ではいいですね。

堂前 イベントはバトルじゃなくてもいいんですけど、好きな人だけ集めてやりたかったんです。ほかのイベントでは「関西コント保安協会」があって、僕ら、ニッポンの社長、セルライトスパの3組でやってます。各々のコント一本ずつとユニットコントの二部構成です。

兎 僕は今、一番やってて楽しいイベントです。打ち合わせやっててこんな意見出るんやってぐらい意見出ますし、ネタも面白いですし。

堂前 ゆくゆくはこの3組でコントやるだけの番組がしたいんですよね。

――その3組って、漫才もコントもこなしてますね。今、大阪の芸人さんってコントだけやっている人って少ないんですか?

堂前 あー、確かに少ないかもしれません。

兎 コント師っていないですね。ビスケットブラザース、蛙亭ぐらいじゃないですか? あと下行ったらリアルやチェリー大作戦か。

堂前 大阪で営業の仕事がもらえるのは、圧倒的に漫才師なんで。
兎 そこは寂しいです。

――注目している後輩はいます?

兎 ニッポンの社長の辻ですね。ネタの切り口、面白いのばかり思いつくんで。あとマユリカとか。

堂前 僕はカベポスターです。上品ですね。言葉にちゃんと接して、言葉だけ笑いを取れる、なかなか珍しいタイプだと思います。

――東京の芸人では気になる人いますか。

兎 好きなのはマヂカルラブリーさんとか、ジャルジャルさんとか。ずっと度肝抜かれてます。あとシソンヌさんくわえて、今ネタを見たい3組です。

堂前 かが屋ですかね。話をしたら、温かい子どもたちだったので……。好きなことが似ていると思いました。

兎 僕らも仲良くなりたいんですけど、お互い人見知りで全然話せませんでした。お近づきになりたいです!

ロングコートダディ(ろんぐこーとだでぃ)

堂前透(ドウマエトオル)と兎(ウサギ)によるお笑いコンビ。ともにNSC31期生。コントを基本としつつ、漫才も手掛ける。2017年、『新しい波24』(フジテレビ)のメンバーに選ばれ、全国的にもその名が知られるように。同年「第6回MBSラジオ演芸ヤングスネーク杯」で優勝。19年は「第四回 上方漫才協会大賞」の文芸部門賞を受賞したほか、「M-1グランプリ2019」では準決勝へと進出し、変幻自在なお笑いスキルの高さを見せつけた。

鈴木工(ライター)

ライター。「Quick Japan」「芸人芸人芸人」などでお笑い芸人関連のインタビューや記事を執筆。また、「プレジデント」では編集を担当する。

Twitter:@7142128354249

すずきたくみ

最終更新:2020/09/26 19:56
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