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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > シャウエッセン本気のベーコンパン新発売
Tuesday Morning Reviews #16

シャウエッセンが本気出したベーコンパンが登場 かむほどに旨味ひろがる想像どおりのうまさ

あのシャウエッセンが本気出したベーコンパンが登場 かむほどに旨味がひろがり想像どおりのうまさの画像1
みんな大好きシャウエッセンとジョンソンビルのハーモニー。

 1年間に5000品超の新商品が並んでいる日本のコンビニエンスストア。本コラムでは、流通アナリスト・渡辺広明氏と主夫リーマン・テキパキオ氏が火曜朝に発売されるコンビニ新商品を独断と偏見でチェックし、そのポテンシャルを予測する。

テキパキオ(以下パキオ):トレンドをキャッチするのが早いコンビニとはいえ、さっそくあの〝ベーコロン〟のコラボ商品が発売されるとは思いませんでした。

渡辺広明(以下渡辺):ちょっと待って。〝ベーコロン〟って何なの?

パキオ:今年2月にシャウエッセンブランドのエクステンションとして発売された「シャウ ベーコロン」という商品です。まぁ見た目から判断してベーコンでしょうね。スーパーの売り場でも結構な存在感を放っていましたよ。

あのシャウエッセンが本気出したベーコンパンが登場 かむほどに旨味がひろがり想像どおりのうまさの画像2
©シャウエッセンのお墨付き。

渡辺:なるほど。それにローソンが目をつけて開発されたパンが、「シャウBACORON敷いちゃいました」(税込み150円)ということか。「あの! シャウエッセンのお肉で作りました」と表示されているね。シャウエッセンってソーセージのイメージが強いから意外性はあるかも。

パキオ:はい。シャウエッセンは1985年に誕生した、日本ハムが誇るあらびきソーセージブランドなんですが、近年は購入層の高齢化が進んでいたそう。実際にスーパーの売り場でもシャウエッセンの価格はちょっと高めなので、若い人は手にしづらい。で、去年から「シャウエッセン チェダーチーズ&カマンベール」などバリエーションを増やしたり、ベーコロンのような派生商品を出して新たなファンの獲得に動いているんです。

渡辺:ブランド力を利用して横に展開していくというわけか。僕なんかはシャウエッセンをイメージしながら食べたけど、予想通りの味でこれはおいしいね! 高級ホテルの朝食に出てきそうなベーコンだ。

パキオ:パン生地がもちもちしているから、よく噛んで食べるじゃないですか。するとベーコンの旨みも広がって、組み合わせも良いですよね。

あのシャウエッセンが本気出したベーコンパンが登場 かむほどに旨味がひろがり想像どおりのうまさの画像3
見た目よりもうまい。

渡辺:よく考えてみると、ベーコンってソーセージほどブランドが浸透していない気もするよね。ソーセージだったら「シャウエッセン」(日本ハム)、「アルトバイエルン」(伊藤ハム)、「香燻」(プリマハム)とか名前が思い浮かぶけど、ベーコンはひとつも出てこない。その意味でも、非常に面白い取り組みだと思います。ところで、パキオさんはスーパーのソーセージがなぜ2個パックで売られているか知ってる?

パキオ:わかりません。う~ん、2個パックにしてお得感を出すためですか?

渡辺:惜しい。陳列するときにボリューム感があって目立ちやすいという理由と、窒素ガスを充てんして保存性を高めているからなんだ。1回で使い切れる量としてだいたい1袋90グラムというのが、多くなっているんだよ。

パキオ:食べきりサイズという意味では、ファミマからも注目のソーセージが先行発売されましたよ。「ジョンソンヴィル オリジナルスモーク」(税込み158円)です。ジョンソンヴィルは、全米ナンバーワンソーセージ。10年ほど前は高級スーパーやコストコなどにしか並んでいませんでしたが、2010年にプリマハムと提携してから少しずつ販路を増やし、最近では結構普通のスーパーでも目にする機会が増えました。ただ6本入りパックが700円前後しますから、シャウエッセン以上に高級品なんですよ。

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