「二郎インスパイア系」今夏も続々登場! ニンニクキレッキレ、もやしバリシャキ…ジロリアンなら避けては通れない、必食のカップ麺3選!!
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バリシャキもやし山盛り、オリジナリティも忘れない二郎インスパイア
「マルちゃん でかまる がっつり豚骨醤油」
最後に紹介するのは、東洋水産から2020年6月8日に発売された、「マルちゃん でかまる がっつり豚骨醤油」220円(税別)。大盛カップ麺の定番シリーズ「でかまる」の二郎インスパイア商品です。「でかまる」はもともとガッツリ系のイメージが強いので、二郎のイメージにしっかりマッチしています。
この商品の大きな特徴は、レトルトのもやしが入っていること。二郎インスパイアの野菜はキャベツともやしですが、カップ麺の多くがキャベツ一辺倒でもやしに手が回っていない中、この商品はまったく逆。豪勢にレトルトもやしが入っていて、キャベツが省略されています。キャベツともやし両方を中途半端に入れるよりも、片方を山盛りにする方がインパクトが大きいからかもしれません。
スープ表面にラードを浮かせた、豚骨醤油味のスープです。極端に油が多いわけではなく、実際の二郎のように背脂でコテコテになっているわけでもないですが、それでも一般的なカップ麺に比べると十分にアブラが多く、軽く油膜が張られるレベルです。
ニンニクも強めで、日清食品ほどの思い切りはないものの、醤油味の強い塩気と相まってエッジの立った味になっています。アブラもニンニクも二郎インスパイアと考えると物足りないですが、誰が食べても文句なしに二郎系の味だと感じ取れるでしょう。
レトルトのもやしはかなりたくさん入っていて食べ応えがあります。キャベツが入っているとさらに良かったですが、量に加えてシャキシャキしており、もやしが十分に主役を張れる存在でした。
二郎系の特徴ではないニンジンも入っていますが、これは、同シリーズの人気商品「でかまる バリシャキ!もやし味噌ラーメン」に入っているレトルトもやし&ニンジンをそのまま使っています。二郎インスパイアであり、同時に人気商品の味違いという側面もあるオリジナリティ溢れる一杯でした。
果てしなく続く、二郎インスパイアカップ麺の歴史
最近発売された二郎インスパイアの2品と、よくよく食べてみると二郎系ではなかった1品をご紹介しました。刺激が欲しいなら「日清UFO」、安定を求めるなら「マルちゃんでかまる」をチョイスすることをオススメします。いずれも二郎の禁断症状が出た時の“ジェネリック二郎”としては最適でしょう。一方で、「日清ラ王」は二郎系の箸休めに好まれそうな、豚の分厚い豚キムチ味でした。
二郎系はカップ麺界でも絶大な人気を誇ります。二郎インスパイア商品はまたすぐにでも世に繰り出されるでしょう。期待を超える一杯の登場を、心して待ちたいと思います。
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