“ポストかまいたち”最右翼はニューヨークか? テレビ業界から熱視線のワケ
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お笑い第7世代が多方面で大活躍するなか、着実に足場を固めているのが、第7世代よりひとつ上の世代のかまいたちだ。
ここにきてバラエティ番組に引っ張りだこなだけでなく、YouTubeの公式チャンネルは登録者数58万人を超え(8月30日現在)、8月26日に発売された雑誌『クイック・ジャパン』151号では、表紙を飾り60ページの大特集が組まれるなど、まさにいま最も売れている芸人となっている。バラエティ番組制作会社関係者はかまいたちについてこう話す。
「かまいたちは、すでに安定期に入っています。どんな番組でも結果を出してくれるし、芸人以外のタレントさんとの絡みもうまい。あとは、レギュラーの冠番組が始まるの待つばかりという状態です」
そんな中、業界内ではすでに“ポストかまいたち”探しが始まっているという。
「いろいろなバラエティ番組のスタッフたちは、自分の番組から芸人をブレイクさせたいという思いを抱いている。だから、常に“次に売れそうな芸人”を探し求めているんです」(同)
では、“ポストかまいたち”として期待されている芸人は誰なのだろうか。バラエティ番組に携わる構成作家が、具体的な名前を挙げる。
「求められているのは、トークが面白くて、ほかの芸人たちとの集団芸もうまい芸人。それでいて、第7世代には入っていないほうがいいですね。すでに人気者となっているアインシュタインや、大阪で活躍しているアキナなどは、即戦力として期待されています。ただ、いずれもそこまで新鮮味がない。そんな中で、“ポストかまいたち”の最右翼として期待されているのが、ニューヨークです」
東京吉本所属のニューヨークは、今年で芸歴10年。昨年末の『M-1グランプリ2019』では、初めて決勝戦にも進出した。
「ニューヨークは結成2~3年目の頃から期待されていて、大きなチャンスもいくつかありましたが、なかなか結果につながっていなかった。でも、ここにきてネタも評価されるようになり、『ゴッドタン』(テレビ東京)や『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)、『ウチのガヤがすみません!』(日本テレビ系)など、業界内でも注目度の高いバラエティ番組に出演する機会も増え、めきめきと頭角を現してきています」
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