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新垣結衣“本格出演”のウルトラCも?『親バカ青春白書』視聴率低迷も評判は上々で打開策は?

新垣結衣本格出演のウルトラCも?『親バカ青春白書』視聴率低迷も評判は上々で打開策は?の画像1
ガッキーの出待ち。

 ムロツヨシが主演、永野芽郁がヒロインを務める連続ドラマ『親バカ青春白書』(日本テレビ系、日曜午後10時30分~)が予想外の苦戦をしいられている。

 初回は10.3%(ビデオリサーチ調べの世帯平均視聴率、関東地区・以下同)と好発進したが、第2話~第4話は3週連続で8%台が続いており、伸び悩み気味だ。

 同作は、18年10月期に同じ日テレの日曜ドラマ枠で放送されて話題を呼び、映画化までに至った『今日から俺は!!』(賀来賢人主演)の福田雄一氏が脚本統括、演出を担当するとあって、前評判が高かった。

 “名脇役”として鳴らしてきたムロは、プライム帯では連ドラ初主演。ヒロイン格の永野は、18年前期のNHK連続テレビ小説『半分、青い。』でヒロインに抜擢されて大ブレーク。大ヒットした、19年1月期『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』(日テレ系、菅田将暉主演)でもヒロインで好演し、若手女優の中では、最も“旬”といっていい存在で、連ドラ出演が待望視されていた。ましてや、新垣結衣が脇役で出演するとあって、下馬評がすこぶる高くなってしまい、ハードルが高くなりすぎた感も否めなかった。

 ストーリー的には、最愛の妻を亡くし、男手一つで娘・さくら(永野)を育て上げた売れない小説家・小比賀太郎(通称ガタロー、ムロ)が、女子高育ちで、初の共学となる大学に通う娘を心配しすぎるあまりに、娘と同じ大学の同じ学部に入学。40歳の父親が、大学のことある行事に首を突っ込みながら、青春を謳歌する親バカな学園コメディ作。

「新垣はガタローの亡くなった妻・幸子の役で当然、回想シーンしかありませんから出演時間は短い。ですから視聴者、ガッキーファンの期待が過剰だったともいえそう。もともと、この日曜ドラマ枠は放送時間的に数字を獲るには非常に難しく、これまでも多くのドラマが苦戦してきました。『青春白書』は現状では8%台ですが、作品自体の評判は決して悪いものではなく、後半にジワジワと上げていく可能性も十分あるとみています」(テレビ誌記者)

 ネット上では、「ガタローはもちろんだけど、さくらや、その友達も個性的でおもしろい」「バカバカしくて癒やされる。日曜の夜に笑って、月曜から『がんばろう』という気になる。コロナで疲れてるから、こんな笑える作品も必要」「バカバカしすぎてホッとする。せっかく生きてるんだから、これくらい真剣にやり倒さないといけないと思った」「難しいことを考えずにすむ、素敵なドラマ」といった声が聞かれ、おおむね視聴者には好評の様子。

 中には、「『今日俺』好きだったけど、福田さんの作品の割りにおもしろくない」「脚本がイマイチ」「ガッキーの無駄遣い」といった批判的な意見も見受けられるようだが、どちらかといえば少数派のようだ。

 今後このドラマのおもしろさが視聴者に浸透していけば、同じく前半は不調だった『今日俺』のように、後半で巻き返す可能性は高そう。日テレは終盤に新垣が長い時間出演する回をつくる“ウルトラC”もプランしているとのウワサも聞こえてくる。ただ、この作品なら、”ガッキー頼み“でなくても、「おもしろかったドラマ」で終わることができそうな気がするが・……。第5話以降に注視してみたい。

最終更新:2020/08/27 21:00
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