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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > 『有壁』アナグラム研究所の凄さ

『有吉の壁』巧みな戦略から生まれた怪物! トム・ブラウン「アナグラム研究所」の凄まじさ

「スベってもOK」で有吉の評価がうなぎのぼり

「『有吉の壁』がゴールデンに昇格して数カ月たちますが、『アナグラム研究所』を生んだ『ブレイク芸人選手権』は、深夜放送時代のコーナーを土台にしたものです。昨年一世風靡したチョコレートプラネットの『TT兄弟』も、ここから生まれたネタ。TT兄弟は元々、『エンタの神様(往年の人気お笑い番組)で一発屋になりそうな芸人』というお題で披露されたネタでしたが、完成度の高さを絶賛され、子どもを中心に大流行。CM化や企業コラボも実現するなど、大成功をおさめました」(キー局関係者)

 さらにキー局関係者は、このコーナーの「凄み」についてこう続ける。

「このコーナーのすごさは、最初から『一発屋になりそうなネタ』と謳っているだけに、スベったり、一瞬でネタが消費されたりしても、それはそれでアリというところ。

 もちろんウケるのがベストですが、スベったらスベったで、それがまたネタになるので、どちらに転んでもOK。だから芸人ものびのびといろんなネタに挑戦できているようです。豪華なゲストが出るわけでもない、ある意味で“純粋なお笑い番組”である『有吉の壁』をゴールデンに移すことに対して、局内には不安の声もありましたが、常時2ケタの視聴率を獲得しており、十分に合格点。チョコプラの『Mr.パーカーJr』やトム・ブラウンの『アナグラム研究所』など、流行ネタも次々と生まれており、有吉の評価は高まるばかりです」(キー局関係者)

 このヒットを受けて、他局がマネするのも時間の問題だろうが、よほど注意深くやらないと、“『有吉の壁』の壁”に跳ね返されることになりそうだ。

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にっかんさいぞー

最終更新:2020/08/28 12:00
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