『有吉の壁』巧みな戦略から生まれた怪物! トム・ブラウン「アナグラム研究所」の凄まじさ
2020/08/28 12:00
#お笑い #日本テレビ #バラエティ #芸人 #トム・ブラウン #有吉の壁
「スベってもOK」で有吉の評価がうなぎのぼり
「『有吉の壁』がゴールデンに昇格して数カ月たちますが、『アナグラム研究所』を生んだ『ブレイク芸人選手権』は、深夜放送時代のコーナーを土台にしたものです。昨年一世風靡したチョコレートプラネットの『TT兄弟』も、ここから生まれたネタ。TT兄弟は元々、『エンタの神様(往年の人気お笑い番組)で一発屋になりそうな芸人』というお題で披露されたネタでしたが、完成度の高さを絶賛され、子どもを中心に大流行。CM化や企業コラボも実現するなど、大成功をおさめました」(キー局関係者)
さらにキー局関係者は、このコーナーの「凄み」についてこう続ける。
「このコーナーのすごさは、最初から『一発屋になりそうなネタ』と謳っているだけに、スベったり、一瞬でネタが消費されたりしても、それはそれでアリというところ。
もちろんウケるのがベストですが、スベったらスベったで、それがまたネタになるので、どちらに転んでもOK。だから芸人ものびのびといろんなネタに挑戦できているようです。豪華なゲストが出るわけでもない、ある意味で“純粋なお笑い番組”である『有吉の壁』をゴールデンに移すことに対して、局内には不安の声もありましたが、常時2ケタの視聴率を獲得しており、十分に合格点。チョコプラの『Mr.パーカーJr』やトム・ブラウンの『アナグラム研究所』など、流行ネタも次々と生まれており、有吉の評価は高まるばかりです」(キー局関係者)
このヒットを受けて、他局がマネするのも時間の問題だろうが、よほど注意深くやらないと、“『有吉の壁』の壁”に跳ね返されることになりそうだ。
最終更新:2020/08/28 12:00
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
2:20更新
イチオシ記事
現役ヤクザも視聴する78歳の元山口組顧問弁護士・山之内幸夫が「アウトロー系YouTuber」に大転身した驚愕の理由