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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > 『有吉の壁』が『ガキ使』に取って代わる?

『有吉の壁』に日テレの年越し待望論が浮上!『ガキ使』笑ってはいけないシリーズの終了も間近か?

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「『笑ってはいけない』は、とにかく体を痛めつけるような笑いなんです。ダウンタウンが『どつき漫才』の系譜なので、番組もそれを踏襲してああいう作りになっているんでしょうが、これが徐々に時代に合わなくなってきている。コンプラ的にもそうですし、一世風靡している第7世代の若手芸人たちも『どつき漫才』からはかなり遠ざかってますよね。『有吉の壁』も体を張る面は多少あるけど、基本は『どつき』じゃないアイデア勝負の笑いです。どちらが今っぽいかといえば、『有吉の壁』のほうが時代性に沿っているとは思います」(前出・バラエティ番組構成作家)

『有吉の壁』年越し特番待望論が浮上する理由には、こうした時代性との兼ね合いを加味してということもあるだろう。しかし、テレビ局関係者は芸能事務所のパワーバランス上、そう簡単にはいかないだろうと話す。

「日テレの年越し特番枠は長いあいだ吉本芸人が仕切ってきました。この14年間は『笑ってはいけないシリーズ』でしたし、その前の2年はナインティナインの番組でしたからね。吉本としては、この枠をそう簡単に手放すわけにはいかないでしょう。ただ、テレビは数字がすべてですから。『有吉の壁』がいい数字をキープしたまま何年も続けば、可能性はなくもない」(前出・テレビ局関係者)

 新たな吉本芸人が「笑ってはいけないシリーズ」を凌駕するヒットコンテンツを生み出すか、はたまた『有吉の壁』が飛躍を続けるか……どちらにせよ、日テレ年越し特番が新たな装いになる日はそう遠くないのかもしれない。

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最終更新:2020/08/30 13:00
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