石原さとみ『アンサング・シンデレラ』第7話はみどりがパワハラ議員に立ち向かう！

　石原さとみの主演ドラマ『アンサング・シンデレラ　病院薬剤師の処方箋』（フジテレビ系）の第7話が、今日8月27日に放送される。これまで、数多くの患者を救ってきた主人公・葵みどり（石原）。周りに“おせっかい”と評されながらも、全力で患者と向き合ってきた。第7話ではそんなみどりが、パワハラで訴えられる女性議員の硬くなった心を解きほぐしそうだ。

【第7話あらすじ】
　みどりが新人の頃から担当していた急性骨髄性白血病の簑島心春（穂志もえか）が、退院することになる。心春は数年前から寛解と再発を繰り返していたこともあり、やっとの思いで退院できることに大喜び。そんな小春を見て、みどりも心から嬉しく思うのであった。

　一方で、元秘書へのパワハラ疑惑でマスコミに追われる議員の古賀万奈美（渡辺真起子）が、左尺骨のヒビで特別室に入院してくる。みどりは喘息持ちである古賀の容態も聞きたかったが、古賀は答えず、秘書の鴨居健介（モロ師岡）が代わりに応答。苦しそうに胸を抑える古賀が気になったが、取り合ってもらえなかった。

　退院を目前に控え、心春がみどりに手紙を書いていると古賀が現れる。すると、古賀が胸を抑えてしゃがみ込んでしまった。小春は、近くを通りかかったみどりと相原くるみ（西野七瀬）に助けを求め、2人は古賀のもとへ向かう。その時、心春も体調に異変を感じており……。

　第1話～第6話でみどりが担当してきた患者は、強い信念故の頑固さを持つ人がほとんどで、理不尽に怒ったりする人はいなかった。しかし今回みどりが関わるのは、パワハラ疑惑のある女性議員であり、どう考えてもただ者じゃない。みどりがいくら論理的に説得しても、理不尽な理由で跳ね返しそうだ。それでも患者を救いたいみどりは、どうやって古賀の心を動かしていくのだろうか。

　また、約8年の付き合いになる心春とみどりの絆にも注目したい。予告動画には、「どんなに努力してもどうしようもないことってあるんだよね」と涙する心春の姿が。症状が悪化し、退院が難しくなってしまったのかもしれない。絶望する心春に、みどりはどんな言葉をかけるのか。そして、心春は退院できるのだろうか。古賀と心春が“当たり前の日常”を取り戻せることを願って、今夜の『アンサング・シンデレラ』の放送を楽しみに待ちたい。

■番組情報
木曜ドラマ『アンサング・シンデレラ　病院薬剤師の処方箋』
フジテレビ系／毎週木曜22:00～
出演：石原さとみ、田中圭、西野七瀬、真矢ミキ、成田凌、 桜井ユキ、井之脇海、
金澤美穂、迫田孝也、池田鉄洋、でんでん ほか
原作：荒井ママレ
脚本：黒岩勉
演出：田中亮、相沢秀幸
音楽：信澤宣明
プロデュース：野田悠介
制作著作：フジテレビ第一制作室
公式サイト：https://www.fujitv.co.jp/unsung/

早乙女りこ（ライター）

東京生まれ神奈川育ちのフリーライター。映画・ドラマはジャンル問わず幅広く鑑賞しており、物語の展開を予想したり、役者の演技を複数作品で見比べたりすることが趣味。

さおとめりこ