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ユニクロのエアリズムマスクが改良しても不評!? 名前に期待感煽られたものの…やっぱ暑い!

ユニクロのエアリズムマスクが改良しても不評!? 名前に期待感煽られたものの…やっぱ暑い!の画像1
さっそくゲット!

「新型コロナVS猛暑」

 暑さで朦朧とする日本国民の頭に、そんなタイトルがよぎる昨今。外出に必須のマスクもさまざまなスタイルのものが登場している中で、満を持して登場したものの、いまいち歓迎されていないのがユニクロの「エアリズムマスク」だ。

 ユニクロが誇る超テクノロジー素材で「湿気や熱気を放出し、抜群の通気性で汗を速乾。一枚着るだけで、サラサラな肌触りが心地いい。」がキャッチコピーの同商品を、マスクに転用した商品だ。

 発売以来爆発的に売れた同商品がマスクになるとあって、話題を呼び6月の発売当初は購入制限して売られたほどだった。だが、どうも「暑い」「苦しい」といった声がSNSで飛び交う事態となっている。

「もともと、ユニクロを運営するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は、マスクへの参入に否定的で、『服を作るのが本業』と豪語していた。ですが、顧客からの要望や世情に合わせてついに発売したんです。期待感を煽って商品化したのだから、もう少しそれに沿う商品を出して欲しかったですよね。(ファッション業界関係者)

 たしかにネットニュースでも、「日本トレンドリサーチが『2020年の夏に販売を開始したマスク』に関するアンケート調査で、エアリズムマスクと、無印良品の“繰り返し使えるマスク”では、無印の方が点数が高かった」というレポートを出している。

 こうした声を受けてかユニクロでは、早々にこのマスクを改良。3層構造の内側をメッシュ素材にするなどして対応している。この迅速な対応に期待感も煽られたのか、さっそく買いに走る消費者が相次いだのだが……。

ユニクロのエアリズムマスクが改良しても不評!? 名前に期待感煽られたものの…やっぱ暑い!の画像2
テクノロジーの粋を集めたマスク。

「息苦しさは多少解消されましたが、やっぱり暑いですね! さすがのユニクロも今年の夏には勝てませんでした。エアリズムという名前とすでに出回っているイメージもあり、接触冷感ともあるので劇的に涼しいものを予想してるので、普通以上に熱く感じてるのかもしれません。PR戦略の逆回転という感じでしょうか……。作った分は結構売れているようですが、洗って使える3枚入りなので、リピーターはまだ無さそう。マスクのニーズも多様化している中で、私みたいな使用感を残念に感じている人が多いようですので、ほかにもっと良いのが出ればそちらに移ってしまいそうですね。当初のユニクロの姿勢を見ても、今夏だけの幻の商品となる可能性があります」(同)

 10年後くらいに「これ覚えてるやつはおじさん」みたいなスレッドに、このエアリズムマスクが掲載されていないことを願おう。

黒崎さとし(編集者・ライター)

1983年、茨城県生まれ。ライター・編集者。普段は某エンタメ企業に勤務してます。

Twitter:@kurosakisatoshi

くろさきさとし

最終更新:2020/08/26 17:20
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