浜崎あゆみ、ひっそりと中国進出! ジリ貧のエイベックスが活路を模索する“中国語楽曲”の配信
#中国 #浜崎あゆみ
今年でデビュー22周年を迎えた浜崎あゆみ。本来であれば2月から全国ツアー『ayumi hamasaki TROUBLE TOUR 2020 A ~サイゴノトラブル~』が開催されるはずだったのだが、残念ながら新型コロナウイルスの影響で中止となった。
そんな中でも、自身初となる無観客ライブを配信するなど新たな挑戦も見られている。さらに中国などアジアにも多くのファンがいる浜崎だが、今年は中国への再進出が本格的に始まる予兆を見せている。
中国の音楽配信大手・網易雲音楽は今月8日、浜崎のヒットソング『MY ALL』の中国語版の配信を開始した。この曲は2008年リリースの9thアルバム『GUILTY』に収録されていた作品だが、中国国内では特に人気の高い楽曲として知られている。
驚かされたのは、浜崎自身が流暢な中国語で歌っていることだ。ウェイボなど、中国国内のSNS上では、「大好きな曲で自分の結婚式でも使った! 中国語版が聞ける日が来るなんて幸せすぎる」「これ本人が歌ってるの!? 中国語うますぎる!」「完璧な発音で歌ってる。彼女の努力にも感動した」など、賞賛のコメントが多く寄せられている。
今回の楽曲配信について、日本国内では大々的に取り上げられていないが、網易新聞や騰訊新聞など中国大手メディアでは大きく報じられており、SNS上で公開された音源は、公開からわずか10日余りで60万回再生されている。今回の中国版楽曲の配信は、浜崎の中国ファンにとってサプライズとなったわけだが、さらにうれしいニュースも報じられている。
エイベックスは今月11日、史上初のオンライン公演となる「a-nation online 2020」を8月29日に開催することを発表した。浜崎の出演も決まっているのだが、今年は中国や台湾など中華圏から過去最多となる15組のアーティストの参加も決定しており、中国国内からは「浜崎あゆみが中国人アーティストと共演する姿も見れるかもしれない」と期待の声も寄せられているのだ。
実はエイベックスは日本での音楽事業の業績が芳しくないという噂がある。浜崎の中国語楽曲配信や、「a-nation」のオンライン公演によってアジア圏の顧客流入を狙い、起死回生をはかろうとしているのかもしれない。
浜崎は2007年に初となるアジア公演を行い、これまでに中国や香港、台湾などで複数回の公演を行ってきた。現地では今でも「アジアの歌姫」と呼ばれるほどの人気ぶりだ。40代となった今も中華圏では多くのファンがいる。中国語版楽曲の発表は、本格的な中国進出のきっかけとなるのだろうか。
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