トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 現役タカラジェンヌのドラマ出演

現役タカラジェンヌが26年ぶりに連ドラレギュラー出演! 三浦春馬の遺作に異例抜擢の背景

現役タカラジェンヌが26年ぶりに連ドラレギュラー出演! 三浦春馬の遺作に異例抜擢の背景の画像1
宝塚過激公式ホームページより

 いささか贅沢な悩みだが、あまりにも美しすぎると、それを持て余してしまうこともあるということか。

 7月に亡くなった三浦春馬の遺作となるドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』(TBS系/9月スタート)で、宝塚歌劇団に在籍する星蘭ひとみが、三浦の元恋人役に抜擢された。

 現役のタカラジェンヌが連続ドラマにレギュラーとして出演するのは、NHKの朝ドラ『ぴあの』で主役を演じた純名里沙以来、26年ぶりのこと。女性週刊誌の記者は言う。

「星蘭ひとみは2015年に宝塚歌劇団に入団。すぐに良い役をもらい、順調にステップアップしていました。しかし昨年末、歌・踊り・芝居に長けたベテランが在籍する『専科』への異動が決まり、『今後は映像を中心に出演する』というアナウンスがあったため、どのような活動をするのかファンは興味津々でした。その美貌は、美人揃いの宝塚の中でも際立っており、『オードリー・ヘプバーンに似ている』とも言われるほど。今回の民放ドラマ抜擢は、どこか敷居の高い宝塚に“非宝塚ファン”を引き寄せる絶好のチャンスになりそうです」(女性芸能誌記者)

 宝塚といえば、女性が男性を演じるのが何よりの特徴だが、星蘭は娘役。それなら一般人のハードルも低そうだが、宝塚歌劇団はなぜ秘蔵の美人娘役を外の世界に放り出したのか? 宝塚ファンのライターはいう。

「たしかに星蘭のルックスは秀でており、トップスターの登竜門となる『新人公演』のヒロインを2回も務めています。ですが、率直に言って歌もダンスもタカラジェンヌの中では平均点以下という評価なんです。それは宝塚音楽学校の成績が示しており、卒業時の成績は40人中37位。芝居も上手いほうではありません。宝塚ではトップスター候補のことを『路線』と呼びますが、専科への異動は路線から外れたことを意味します。

 ただ、劇団としても、その美貌を埋もれさせるのはもったいないので、外部出演という形で活かし方を探っているのでしょう。過去の娘役トップスターで言えば、檀れいは同期の中で成績は最下位でしたし、黒木瞳も歌は酷く『ジャイアンリサイタル』などと陰口を叩かれたこともありますが、退団後にテレビ女優として開花しています。専科へ異動になった星蘭ですが、今回の連ドラで名前を売り、“その実績を引っさげてトップスターに凱旋”というストーリーだって十分にあり得ると思いますよ」(ライター)

 なにぶん前例がないだけに、今後の展開は未知数だが、とりあえず宝塚という“閉じた世界”を出た星蘭が、芸能界の毒牙にかからぬことを祈るばかりだ。

日刊サイゾー

芸能・政治・社会・カルチャーなど、さまざまな情報を独自の切り口で発信するニュースサイト。

Twitter:@cyzo

サイト:日刊サイゾー

にっかんさいぞー

最終更新:2020/08/21 12:00
ページ上部へ戻る

配給映画