山下智久、活動休止! 繰り返される未成年スキャンダルでジャニーズが掲げる“世界進出”に赤信号
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今月7日に「文春オンライン」で報じられた山久智久の未成年淫行疑惑に、今日ようやく処分がくだった。
山下はKAT-TUNの亀梨和也、共通の知人と共に東京都港区内のバーで飲み会に参加。その後、山下はその席にいた女子高校生モデルと一夜を共にしたと伝えられた。これに対し、山下・亀梨は共に相手が未成年だったことを知らなかったと釈明したようだが、17日になりジャニーズ事務所は「山下につきましては、一定期間芸能活動を自粛することとし、亀梨は、厳重注意の上、書面による反省を促してまいります」と発表した。
しかし、この芸能活動自粛処分に対し首を捻る部分が大いにある。
「山下はそもそもレギュラー番組もないし、今後のCDリリース予定もなかった。『活動自粛』といっても、SNSの更新を止めるくらいで、本人は痛くもかゆくもないんじゃないですか。まあ、仕事がないタイミングでのスキャンダルというのが山Pにとってはラッキーでしたし、ジャニーズもそこはホッとしてるでしょう。これがCDリリース中止とかになると、山Pもへそを曲げてジャニーズを飛び出しかねないですから。自社の売れっ子タレントの機嫌を損ねずに済んでよかったと思ってるんじゃないですか」(芸能記者)
この采配で、ジャニーズも山下をつなぎとめておくことはできたにせよ、安心している場合ではない。今回のスキャンダルは山下とジャニーズの今後の展望を阻みかねない事案だからだ。レコード会社スタッフの話。
「山下さんは今年、日欧共同制作ドラマ『THE HEAD』(Hulu)に出演することで、『本格的な世界デビュー』を謳っていたんです。劇中では流暢な英語を披露するなど、海外進出アピールを盛んに行っていた。さらにハリウッドスターのウィル・スミスの事務所と個人契約をして、本気で世界を狙っていたようです。
しかし、今のハリウッドは今回のようなスキャンダルに関して非常に潔癖なんです。未成年の女性と一緒に酒を飲んで、あまつさえお持ち帰りしたなんて、到底受け入れられない。映画にせよドラマにせよ、アジア人枠というのはただでさえ少ないのに、そのようなスキャンダル歴のある人間を積極的に採用しようとは思わないでしょう。山下さんの海外進出は相当厳しくなったと思いますよ」
そもそも未成年との淫行に厳しいアメリカ社会。たとえ過去の出来事であっても、蒸し返されるのがハリウッドだ。例えば、2009年『戦場のピアニスト』などで知られる映画監督のロマン・ポランスキーは32年前の少女淫行事件の容疑で身柄を拘束された。さらに最近になっても過去の性的暴行の告発が相次ぎ、バッシングに晒されている。
「山下だけではなく、ジャニーズはここにきて『世界進出』について盛んに謳うようになった。滝沢秀明プロデュースのSnow ManやSixTONES、さらにジャニーさんの秘蔵っ子だったKing & PrinceやSexy Zoneを世界に出すと言っています。しかし、彼らがどんなにポテンシャルを持っていようと、まず意識改革を行わないと世界では通用しない。今回のスキャンダルについても、こんな甘い処分ではまた同じことが繰り返されますよ。実際、山口達也しかりNEWSしかり、何度もこの手のスキャンダルを起こしているじゃないですか。
もう歌やダンスがうまいとか、顔がいいだけでは認められない時代なんです。本当に世界を相手にパフォーマンスしたいのなら、きちんとした倫理観、道徳観を身につけることが先だと思います」(同)
今回のようなスキャンダルが起こる以上は、ジャニーズの「世界進出」宣言も空々しく聞こえてしまう。上辺ばかりではなく、中身で勝負できるよう社内一丸となった意識改革が必要なのではないだろうか。
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