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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 『半沢直樹』がアウトレイジ化?

半沢直樹がアウトレイジ化!? 密室で恫喝、不正な手法で証拠集めに視聴者が硬直

『半沢直樹』(TBS公式サイトより)

 年を取って丸くなるどころか、ガラが悪くなった気が……。

 8月16日、堺雅人主演のドラマ『半沢直樹』(TBS系)第5話が放送され、平均視聴率25.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。5話連続で22%超えを果たし、絶好調モードが続いている。

『銀翼のイカロス』編が本格スタートとなった第5話では、東京中央銀行の本店に復帰した半沢(堺)が、破綻寸前の帝国航空に再建案を提示するも、悪意を持って改ざんされたメールが社内に流れるという展開だった。

「帝国航空・財務担当役員の永田宏(山西惇)が、丸岡商工の丸岡耕二(粟根まこと)と手を組み、水増し請求や架空請求を繰り返し、懐に入れたカネの一部を、兄の永田栄一議員(八十田勇一)に献金をしていたことが判明。半沢が永田に『あなたからは腐った肉の臭いがする。膿んでただれた肉の臭いです』と言い放つ名ゼリフも生まれました」(テレビ誌ライター)

 今作では半沢節や出演者たちの印象に残るセリフが話題を呼んでいるが、前作より目立っているのが、半沢の恫喝シーンだ。

「第5話では永田や丸岡に対して、『近づくな!』『ムシのいいこと言ってんじゃねぇぞ!』『吐けーー!』『永田、お前だ~!』『出ていけぇ~!』と5回も恫喝と取れるセリフが飛び出しました。前作から脚本家が変更になっているせいか、今作は証拠の集め方が、盗撮、密室での恫喝、個人情報の不正入手など、反社まがいのやり方ばかり。前作の半沢はもう少し冷静なキャラだったはずなのですが……」(テレビ誌ライター)

 ネット上では「半沢直樹ちょっとヤクザ化してないか」「最近は顔芸から声芸に変わりつつあるな」「ふだんニコニコしている人の豹変がギャップありすぎて怖い」「半沢直樹見すぎて上司に不満ないけどとりあえず上司を恫喝したくなってきた」といった声が飛び交い、一部の視聴者はそのガラの悪さに硬直したようだ。

「半沢直樹は現代の時代劇だと言われています。殺陣の代わりに、『クソ野郎』などとふだんは使わないような文言を社会人同士でぶつけ合って、最後に土下座させるのはまさにサラリーマン時代劇。その最後の“決め”が半沢の怒鳴り声になっていて、視聴者はスッキリするのでしょうが、脅迫に近い攻撃やコンプラ違反が多くてドキドキしてしまいますね」(前出・テレビ誌ライター)

 今シリーズは『サラリーマン版 アウトレイジ』として楽しむのが正解か?

日刊サイゾー

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最終更新:2020/08/18 06:00
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