マックス松浦怒涛の成金アピール コストカットにあえぐエイベックス社員から怨嗟の声
#エイベックス #松浦勝人 #成金
今年6月にエイベックス株式会社(以下、エイベックス)のCEOを退任してクリエイティブに”専念”することを宣言した松浦勝人氏。
退任の前後に自身の自伝本をめぐり、薬物使用疑惑や編集を担当したとされる箕輪厚介氏のセクハラ炎上などが起こったことも記憶に新しいが、今やどこ吹く風。松浦氏のインスタグラムアカウントには趣味の釣りや購入した自慢のアイテム、さらに”芸術的だ”と褒め称える東京タワーの画像で溢れかえっている。
しかし、昨今のコロナ禍でエンタメ業界は収入の柱となっていたライブ事業ができずに大打撃を受けており、エイベックスもご多分に漏れず苦しい状態だ。8月6日に開示されたエイベックスの”2021年3月期 第1四半期決算短信”を見てみると第1四半期の売上高は前年比−51.4%、営業利益は約10億5400万円の赤字となっている。
さらに「連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症による影響を現段階において合理的に算定することが困難であることから未定」とも発表。エイベックスは6月中に三井住友銀行などから追加融資を確保して、この難局を乗り越えようとしているそうだ。
「社内では経費削減が徹底され始め、タクシー代などは当然カット。さすがに今年は、ボーナスもでなそうと社内で噂になっています。それ以外のいたるところでも経費の削減があって、マネジメントしているタレントたちからも強い不満の声が上がっています。やめたくても契約書がかなり厳しいので抜けられず、社員・タレントともに悲鳴をあげている状態です」(週刊誌記者)
そんな苦境の中、会長職という経営の責任から逃れた松浦氏は前述の通り、インスタやツイッター、フェイスブックなどに贅沢三昧をする姿を投稿しているのだから、スタッフも溜まったものではないのだとか。
「ハワイ用ポルシェをはじめ、ハーレー、CB400FOUR、CBXなどのバイクを次々をアップ。さらに数千万円するキャンピングカー、釣り用船7000~8000万円などもSNSでアップされていました。先日もインスタグラムに超レアな、Diorとコラボレーションしたエアジョーダンのスニーカを履いて机に足を投げ出している姿を投稿していました。東京タワーの写真についても、その近くに住んでるアピールに見えてしまっているようで、反感を買っていますね」(音楽業界スタッフ)
松浦氏が『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)の主演に“抜擢”させ、肝いりのプロデュースをした安斉かれんは、ドラマ終了後にゴリ押しのメディア戦略を取ったが思ったほどの結果を残せていない。安斉の最新シングル「僕らは強くなれる。」はYouTubeで104万回再生、Spotifyでの今月のリスナーは90750人とまずまずの数字だが、テレビやCMなどへの大量露出を考えると「費用対効果的にはマイナスかも」と音楽誌のライターは語る。
「安斉の最新シングルはド頭からサウンドが古い。作曲を元Every Little Thingの五十嵐充が担当していますが90年代初頭のテイストです。キャッチコピーに『令和の歌姫が、ホーンセクションの重厚な響きに乗せて贈る力強いエール』とありますが、曲の作りも重厚じゃなくてキャッチと合ってないですね。同じくエイベックス所属で、『M愛すべき人がいて』で松浦氏と過去の恋愛関係も注目された“初代”浜崎あゆみの最新曲もトレンドからは乗り遅れている。今、世界ではレディガガやアリアナ・グランデの最新曲でも分かる通り、ハウスリバイバルの波が来ていますが、このタイミングでEDMっぽいテイストに仕立てていて、プロデューサーの手腕が心配になるレベルです」(音楽誌ライター)
自分たちは必死に売り上げを作ろうとしているのに、遊興の限りを尽くしているトップが仕掛けた施策はうまくいっているようにも思えない……。エイベックス社内には不満が噴出しかけており、このままではなにかのきっかけで爆発しかねない。
「なんとか売り上げを上げて頑張らないといけない状態だが、まず売り物がほぼ無い。『a-nation』をオンラインで開催する予定だが、そもそもあのライブは株主優待や関係者の接待という正確も強く、どれほど稼げるか……。AAAのライブもできないとなると、社内的にリブートする要因がほとんどなにもない」(前出の音楽業界スタッフ)
融資での急場しのぎはいつまでも続けられない。レコード会社らしく、楽曲のヒットやアーティストのプロデュースで業績を伸ばしたいところだが、どうやらそれも望めない状況のようだ。
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