松本人志は「大阪維新の会」の傀儡か? 吉村府知事擁護発言に透けて見える吉本と維新の癒着構造
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ダウンタウンの松本人志が、大阪府の吉村洋文知事を擁護し、物議を醸している。
松本が、吉村府知事に言及したのは、8月9日放送のフジテレビ系『ワイドナショー』でのこと。ポビドンヨードを含むうがい薬が新型コロナウイルス感染防止に大きな効果を持つと大々的に発表した吉村知事について、共演者の東野幸治や西川貴教が否定的な意見を述べた一方で、松本は「これに懲りずにどんどんいろんなアイディアを出してほしい」「これで叩くと、お偉いさんたちが萎縮してしまう」などと発言したのだ。
「吉村知事の問題点は、科学的根拠が乏しい情報を大きく発表し、さらにうがい薬の買い占めなどの現象を巻き起こしてしまったこと。自然科学に対する認識の低さゆえの言動と表現せざるを得ない。松本の擁護もまた、吉村知事の問題行動となんら変わりないものです」(週刊誌記者)
松本が吉村知事をフォローする背景には、吉本興業と大阪維新の会との蜜月関係が影響しているとの見方もある。
「吉本興業は、地方自治体との関係を強めることで、その地位を確保してきた歴史があります。それこそ、大崎洋会長が沖縄県との関係性を築き、沖縄県内でのさまざまな事業に乗り出しているのもそうです。そして、今は大阪維新の会とかなり近い関係になっている。2025年の大阪万博では、吉本がオフィシャルパートナーとなり、広報活動の根幹を担います。ダウンタウンは万博のアンバサダーにも就任している。
そういった活動の中で、松本さんが維新の会にシンパシーを抱くようになったのは自然なことでしょう。そもそも松本さんは保守寄りだし、なおかつ仕事での関係性の強い人物の言動を無条件で支持してしまう傾向がある。松本さんは、吉村知事がどんなことをしようが、基本的には擁護に回ると思います」(テレビ局関係者)
また、吉本興業を取り込んだ大阪維新の会は、結果的に在阪メディアを掌握している状態だという。
「在阪のテレビ局やラジオ局は、大阪の地元色をかなり重要視していて、その結果、大阪を拠点にする吉本興業所属のタレントを重用しています。そして、その吉本芸人たちが維新の会シンパになった結果、維新の会が在阪メディアをコントロールできる状態になっているのかもしれません。ローカルエリアの話とはいえ、少々バランスを欠いていることは間違いないと思います」(同)
松本の言動は単なる個人の意見ではなく、その背景に大阪維新の会と吉本興業との癒着があり、さらには大阪維新の会の思惑が透けて見えるものだと言えそう。もはや松本人志は、維新の会の傀儡に成り下がってしまったのか──。
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