安倍首相、「何としても五輪をやる」極秘プロジェクト始動も動機は”子どもじみた考え”
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さて、去年10月の大型台風のために、東京でも大きな被害が出たが、特に大きかったのは、住みたい街上位の武蔵小杉のタワーマンションだった。
浸水被害が大きく、停電や断水が続き、「47階建ての『パークシティ武蔵小杉』の場合は、被災してから現在に至るまで成約件数は『ゼロ』だという」(現代)
おかげで、住みたい街ランキングも急激に下落しているそうだ。
さらにそれに拍車をかけてしまったのが、新型コロナウイルスだという。
高級タワマン「パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー」に住む60代の女性がこう語っている。
「タワマンでコロナ感染者が出たら、一瞬でクラスターが発生すると思いますよ。
タワマンの暮らしは、新しい生活様式とは真逆で、『三密』を感じる機会が多いのです。
ウチは、低層・高層階用にそれぞれエレベーターがありますが、どれも狭く、5人も入れば、肩が触れ合って『密』になってしまいます」
タワマンは防犯や防災は重視されてきたが、換気はあまり重視されてこなかった。
そのため、通路の換気が悪く、敷かれた絨毯などもまめに洗うのは難しく、衛生面で課題があるという。
その上、テレワークで、在宅が増えたため、昼間、隣の部屋の声や音が聞こえて、苦情が出ているという。
これは、全体的な荷重を軽くするため、「乾式壁」というのが使われているから、防音性に難があるというのである。
憧れのタワマンが、厄介者のタワマンになってしまっているようだ。
これから購入を考えている人は一考したほうがよさそうだ。
さて、新潮は、藤田ニコル(22)が「オスカープロモーション」とギャラの配分を巡ってもめ、独立するかもしれないと報じている。
「オスカー」といえば、古賀誠一会長が一代で築き上げた「美の総合商社」で、6500人ものタレントを擁している。だが、このところ忽那汐里、岡田結実、長谷川潤、ヨンア、草刈民代らが次々に退所していった。
そして3月末には、『ドクターX』シリーズで稼ぎ頭になった米倉涼子までが独立してしまったのだ。いったい何が起こっているのか?
以前から報じられているように、古賀会長の娘と結婚した娘婿・堀和顯専務取締役のパワハラや経費の締め付けが厳しいため、第一線で活躍していた社員が次々に辞めてしまった。
それに呼応する形でタレントたちが辞めていくという“悪循環”に陥っているというのである。
だが、古賀会長は、この非常事態にもかかわらず、堀を社長に据える方針は変えていないようだ。ビジネスにも強いが、情にも厚い古賀の人間性を慕っていたタレントが多かったのに、このままではさらに退所する者は増えるに違いない。まだ80歳、ボケる年ではないと思うが。
新潮が、綾瀬はるかもホリプロから独立して、密かに「タペストリー」という名の個人事務所を立ち上げていたと報じている。
事務所の名前は、昨年亡くなった父親と2人で話して考えたという。綾には「人生の綾」という意味もあるし、「織りなす」というイメージにしたと、綾瀬の親族が話している。
件の親族は、韓流俳優との結婚などないと否定しているが、昨年と今年の綾瀬の誕生日に、その俳優が投稿した動画は中島みゆきの「糸」である。何やら、この結婚話、意外に意外な展開になるかもしれない。
フジテレビの『テラスハウス』に出て、スタッフから「やらせ」を指示されたため、SNSなどで酷い中傷をされ、自殺した元プロレスラー木村花“事件”を調査してきたフジの「検証報告書」が、おかしいと文春が報じている。
元々、出演者などへの聞き取りは、制作会社社内で、プロデューサーら身内同席で行われたので、「芸能界で活躍したい若者がテレビ局に不利となる話を話せる環境ではなかった」と、制作会社の関係者が語っている。
しかも、文春で実名を出して、やらせがあったことを告発した、花の相手の小林快のところにはフジから連絡はなかったという。
これではいくら、「制作側が出演者に対して、言動、感情表現、人間関係等について指示、強要したことは確認されませんでした」といっても、信じるわけにはいくまい。
花の母親は、7月15日に、BPO(放送倫理・番組向上機構)放送人権委員会に審議を申し立て、「今度こそ第三者による公正な審議を願っています」といっている。
四面楚歌の中でも安倍首相は、「何としても来夏、東京五輪をやる。中止というわけにはいかない」と決意し、プロジェクトチームの人選作りが、霞が関で極秘に進められていると、文春が報じている。
もちろん、「完璧な形」ではなく、どうすれば開催が可能かを探ることになるのだろうが、決意は固いという。どうやらオジイチャンの岸信介に対する対抗心からのようだ。
安倍は、「私は五輪を招致したときの首相であり、開催したときの首相になる」と常々言っているそうだ。岸は1964年の東京五輪を招致したときの首相だが、開催前に退陣しているからだというのだが、あまりにも子供じみた考えではないか。
それに、安倍には体調不安がある。FLASHは、7月6日、安倍が首相執務室で「吐血した」と報じている。その日の首相動静を見ると、小池都知事と意見交換、杉田官房副長官、今井首相補佐官が官邸に入っているが、「午後4時34分まで約5時間強、たしかに“空白の時間”があったのだ」(FLASH)
記者から質問された菅官房長官は、問題ないと切り捨てたが、体調不安説は永田町を回っている。
文春も、側近が「安倍の顔色がよくない」と心配し、7月22日に二階幹事長らとステーキ店を訪れた際も、安倍は「サーロインを少々」と注文し、ワインも少し口をつけた程度だったと報じている。安倍の最大の敵は、持病の潰瘍性大腸炎であることは間違いない。
今週の第1位は文春の三浦春馬の自殺の真相を追った記事。地道な調査報道で「謎」に迫っている。
三浦春馬の自殺の原因は、実母、および義父、実父とのカネを巡る確執に悩んだためだと、文春は結論付けたようだ。
幼い頃の両親の離婚、母親との二人だけの生活、母親の再婚と、“奔放”な母親とともに三浦は多感な青春時代を送ったが、傍から見ても母子は仲がよく、絆は強く見えたという。
しかし三浦がスターへの階を上るにつれ、息子にカネが入って来ると、母親はそれを湯水のように使って、生活も親子関係も変容していったようだ。
三浦と親しかったAは、今から約3年前、こんなことを打ち明けられたという。
「結局お金のことばかり。今はとにかく両親と関わりたくない。二度と会いたくない」
母親には携帯電話の番号も教えず、「頭に来たから、地元の役所に行って、籍を抜いてきた」といったそうだ。三浦の“遺書”には、「母とは5年以上会っていない」「自暴自棄になり、どう死のうかといつも考えていた」と記されていた。
幼い頃に別れ20年ぶりに会った実父からも。「お金が苦しいから支援してほしい」と頼まれ、ひどく落ち込んでいたそうだ。
母親の妹は、「母子の縺れについて」文春に聞かれ、こう答えている。
「やっぱり、そういうことはあったんじゃないのかなって思いますね。私生活だって、だんだん派手になっていったしね。持っている車だってそう。(中略)みずから命を絶ったということは、よっぽど悩んでいたのでしょう」
三浦春馬は女性観について聞かれると、「年上の女性のほうが頑張り過ぎないで良い」と答えていたという。実際、13年の夏頃には、5歳年上の女優・蒼井優と付き合っていたそうだ。
子供の頃は母親が大好きで、母親のような年上の女性に親しみを抱いた。だが、その母親がカネに執着して変わっていく姿が、彼には許せなかったのかもしれない。
【巻末付録】
今週はポストは合併号でお休みだから現代だけ。
今週は加賀まりこ特集といってもいいだろう。
前半は「加賀まりこ『小悪魔』の虜になって」。後半は袋とじ「戦後女優ヘアヌードベスト50」。細川ふみえ、児嶋美ゆき、白都真理など。「懐かしの『アダルトビデオ』の時代」。アダルトの歴史のお勉強ですな。
「元フジテレビアナウンサーの衝撃初グラビア 大島由香里 すべてを脱ぎ捨てて」。なかなかの美形じゃな。
袋とじ「加賀まりこ 1971年 幻の完全ヌード」。可愛かったな加賀まりこ。こういう可愛くて憎らしい女というのが少なくなってきた。この企画は一見の価値ありだ!
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