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ジャニーズやオスカーだけじゃない! ナベプロやアミューズも…大手芸能事務所に分裂の可能性

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オスカーを退社した米倉涼子

 近頃、大手芸能事務所からの所属タレントの退社が相次いでいる。

 ジャニーズ事務所からは、2017年の“新しい地図”(稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾)の3人から始まり、今井翼、渋谷すばる、錦戸亮、中居正広、手越祐也らが退所。そしてTOKIOの長瀬智也も来年3月いっぱいで退所することが発表されている。

 また、オスカープロモーションからは、看板女優の米倉涼子を筆頭に、忽那汐里、岡田結実、ヨンア、長谷川潤らが退社。さらに、堀田茜と紫吹淳も退社する方向であると報じられている。

「ジャニーズ事務所は、SMAPの独立騒動とジャニー喜多川氏が亡くなったことの影響が大きい。求心力が強いカリスマがいなくなったことで、ジャニーズ事務所に残る意味を失うタレントが増えたのです。

 オスカーについても、創業者の古賀誠一氏が会長となり、経営から一歩引いたことが大きい様子。現在オスカーの事実上のトップは、古賀会長の娘婿である堀和顕専務で、この堀専務がかなり強引な社内改革を進めており、そこに反発するタレントや社員が多い。その結果、タレントの大量退社につながったんです。すでにオスカーからは社員も大量に離脱していて、その社員たちによる新事務所立ち上げの動きもあるようです」(週刊誌芸能記者)

 上層部の交代を理由としたタレントの流出が懸念されるのは、ジャニーズやオスカーだけではないという。

「サザンオールスターズや福山雅治、星野源らが所属するアミューズは、昨年6月にサザンの元マネージャーだった中西正樹氏が社長に就任しました。中西社長は46歳で、老舗事務所の社長としては異例の若さ。アミューズ内部では、この人事に納得いかない社員も多いようで、“社内分裂”を心配する声もあります。別の社員が、複数の所属アーティストを引き連れて、新事務所を立ち上げるかもしれないなんていう噂も聞こえてきます」(音楽業界関係者)

 さらに、元常務による所属タレントに対するセクハラが発覚したワタナベエンターテインメントも、分裂の危機が囁かれ始めている。

「セクハラが報じられた大澤剛元常務は、渡辺ミキ社長の懐刀だったんです。セクハラ報道があった後、ナベプロ内部では大澤氏の即解雇を求める声も多かったんですが、ミキ社長が大澤氏を最後まで守ろうとしていたとか。

 結局、事の重大さゆえに、ミキ社長が折れる形で大澤氏は退社することになるわけですが、この一件で社内におけるミキ社長の求心力が一気に低下したとも言われています。“反ミキ社長”の社員たちが、ナベプロを捨てて、独立する可能性もあるかもしれません」(中堅芸能事務所関係者)

 大手芸能事務所からのタレント流出はまだまだ続きそうな気配だ。

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にっかんさいぞー

最終更新:2020/08/12 12:00
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