野田洋次郎、山下智久、箕輪厚介…“85年生まれ”が続々と炎上! 40歳手前でしくじる男たち
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野田洋次郎、山下智久、箕輪厚介、この3人には共通点がある。ひとつは全員85年生まれだということ。そしてもうひとつは、今年に入って盛大に炎上した面々ということだ。
箕輪厚介は自称天才編集者として多くのヒット書籍を世に送り出した。そうした経験を生かし、自身も『死ぬこと以外かすり傷』(マガジンハウス)という面白いタイトルの本を執筆。オンラインサロンも盛況、テレビでコメンテーターを務めるなどノリに乗っていた矢先、「文春オンライン」で女性ライターに対するセクシャルハラスメントの実態をすっぱ抜かれた(参照記事)。
その後、オンラインサロン会員向けページの動画で「何がセクハラだよボケ」などとイキリ散らかしたが、これがまた大炎上。会員の流出が増加すると、一転して今度は「一連の問題で不快な思いをさせ申し訳ございません」と謝罪した。現在は「水風呂くん(弟)」という面白い名前のツイッターアカウントを開設し、かすり傷を癒す日々を投稿しているようだ。
野田洋次郎は言わずと知れたJ-POPスター。「前前前世」でおなじみRADWIMPSのボーカル・ギターを担当し、そのすべての作詞作曲を手がけている。さらに、俳優としてもNHK連続テレビ小説『エール』に出演するなど、順風満帆の活躍っぷりだったが、7月16日になって余計なことをツイッターでつぶやき炎上。
曰く、「前も話したかもだけど大谷翔平選手や藤井聡太棋士や芦田愛菜さんみたいなお化け遺伝子を持つ人たちの配偶者はもう国家プロジェクトとして国が専門家を集めて選定するべきなんじゃないかと思ってる。お父さんはそう思ってる。#個人の見解です」とのこと。
「優生思想」ムンムンのこのつぶやきだが、実は投稿されてから1週間ほどは放置されていた。しかし、23日になって「ALS患者に対する嘱託殺人」報道が世を席巻したことで、「優生思想」に対する議論が過熱し、野田のつぶやきが掘り起こされたのだ。
だいたい、藤井聡太棋士や芦田愛菜などの未成年を取り上げて「遺伝子」だ「配偶者」だと言い出すことに、ちょっと別の気味の悪さを覚えるが、その後「めちゃめちゃ真面目に返信してくださる人いますが冗談で言っています、あしからず」と苦しい弁解をしたこともなんだか痛い。ロックスターとは思えない言い訳だ。
さて、ジャニーズのアイドル・山下智久は言わずもがな。17歳の女子高生とホテルに泊まりましたとさ。以上。(詳細はこちらの記事に)
この3人が起こした炎上に通底するのは、簡単にいえば「大人げなさ」だ。85年生まれ、35歳の彼らはどうも大人になりきれていない様子。このいかんともしがたい「大人げなさ」についてフリー編集者のA氏はこう指摘する。
「箕輪さんや山下さんのように、自分より立場や年齢が極端に下の女性に言い寄ったりするのは、やっぱり精神年齢が実年齢に追いついてないんじゃないかと思える。野田さんの発言も『冗談です』で許されると思ってるのは、自分がまだ若者のような感覚でいるからなんじゃないでしょうか。3人とも若者じゃない自覚がない。言っても彼らはもう35歳。例えば、ウィキペディアで“フリーター”という言葉の定義を見てみると、『中学校卒業・義務教育課程修了後の年齢15歳から34歳の若者が対象である』とあるんですね。つまり就労雇用の概念では34歳までは“若者”だけど、35歳からはもう違うって考え方なんです」
彼らは20代のうちから大きな成功を収めている。箕輪は28歳で当時話題だった実業家・与沢翼を担ぎ上げ「ネオヒルズジャパン」(双葉社)を創刊し耳目を集めた。野田は23歳の時、9thシングル「オーダーメイド」でオリコン1位を獲得。山下に至っては10代の頃からジャニーズの売れっ子アイドルとしてスター街道をひた走っている。
三者三様に、裸の王様になって致し方ない環境であるがゆえ、多分、彼らの周りにいる人間は彼らを決して「おじさん」扱いしないだろう。しかし、年齢的にはれっきとしたおじさんなのである。
大人として分別のある行動がより求められる年齢に差し掛かっているのだが、その自覚が軽薄なのだろう。しかし、その自覚の欠如は彼らが取り扱う「クリエイティブ」という業種にとっては致命的な欠陥になり得るのだが……果たして彼らがちゃんとした「おじさん」に成長する日はくるのだろうか。
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