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手越の暴露本、企画の裏には箕輪厚介!? 中身の薄いゲスネタばかりでファンが絶望

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「名前だけでも覚えて帰ってください」。

 今年6月にジャニーズ事務所を退所した元NEWSの手越祐也がフォトエッセイ『AVALANCHE』(双葉社)を出版し、5日に会見を行った。しかし、これがファンにも記者陣にも大不評だ。

 同書は、フォトエッセイを謳ってはいるものの、過去に交際が取り沙汰された女性芸能人との関係についても明かしており、当初は“暴露本”ともいわれていた。発売直前に、目次がネット上にでまわり、そのゲスい内容にファンから批判が噴出していた。

「フォトエッセイとはいうものの、写真はほとんどなくテキストばかり。売りとされていた全裸写真も実際は上半身だけで、それならすでに『週刊文春』(文藝春秋)のグラビアで出てましたから、目新しさもなく。肝心の女性芸能人たちとの関係性についても、これだけ散々あおっておきながら大した内容は書かれておらず、言い訳ばかり。なんの暴露でもありませんでした。

 速報で記事を出したりしたものの、ファンからの反応も悪く、ツイッターなどもあまりRTされなくて。手越がジャニーズを抜けてからも、必死で応援していたファンたちはいましたが、今回ばかりはその露悪的なやり口に閉口してる様子。ちなみに会見では、記者に本が配られるものかと思いきや、見本が回されただけ……。なんとも羊頭狗肉なプロモーションでした」(会見に入った記者)

 実はこの会見、嵐とソフトバンクの5Gプロジェクトのタイアップ企画に関する発表会と同日だったので、「ジャニーズがあえて、手越の会見日にバッティングさせたのか?」という噂もたった。

「でも、嵐のほうはCMのお披露目というデカい案件だし、ソフトバンクが5Gを使った肝いり企画で、それなりに前から予定されていたんですよ。一方手越のほうは、【緊急】と銘打っていたとおり急きょ決まったもので、嵐の会見に当て込んだのはむしろ手越サイドなんじゃないかと。彼と仕事をしている人も、予定していた手越とのアポイントメントが突然リスケになったりしたようなので、手越サイドのほうがバタバタだったのは目に見えてる」(同)

 傍から見ても、どうも空回りしている様子。やはり手越一人での経営は、難しいのだろうか? だが実はこのフォトエッセイの出版には“ある天才編集者”が企画で絡んでおり、出版にまつわる手越の奇行も、「彼の戦略か……」と思えるフシがある。

「『文春オンライン』でセクハラ疑惑が報じられた箕輪厚介氏が、本の企画に入っているそうです。彼の戦略は基本、まずはたくさん刷って各書店などでタワーを積み上げたりして、話題にするんです。そして内容そのものよりも、話題先行で書籍を売りさばいてくスタイル。今回はそれが難しかったのか、とにかくスキャンダルを煽って、買わせようという腹だったのかもしれません。もしかしたら手越は目次だけでもと、乗せられて露悪的な内容をOKしたのかもしれませんね。嵐の会見とバッティングしたのも偶然ではなく、話題性を煽るためだったとしたら……。あえて暴露本テイストにしたはいいけど、結局ファンがドン引いてしまった手越も散々だけど、名前を隠してまでのぞんだ復帰第一作がこの体たらくだった箕輪氏にとっても、失策だったと言えるでしょうね」(芸能事務所関係者)

 実際に、翌日朝のワイドショーではほとんど触れられることもなく、無風のまま。ファンだけでなく芸能メディアもすでに手越には興味がないことが浮き彫りとなってしまった。

 発売から数日たって、この件についての話題はほぼなく、ファンからの批判だけが目立つ。これにはさすがの“スーパーポジティブ”手越も堪えた様子で、ツイッターやインスタグラムで「ファンがいなくなるのは耐えられない」「やっちまった」と弱音をこぼしている。

 ジャニーズ時代から、怪しい大人たちが近寄ってきているのではないかと心配されていた手越。独立後さらに、やばい大人たちが寄ってくることが危惧されていたが……まさか出版界のスーパースターが、彼に手負いを負わせるとは予想もしなかったことだろう。

 たとえ売れ行きが良かったとしても、失ったものは大きい。今回ばかりは組む相手を間違えたのかもしれない。

黒崎さとし(編集者・ライター)

1983年、茨城県生まれ。ライター・編集者。普段は某エンタメ企業に勤務してます。

Twitter:@kurosakisatoshi

くろさきさとし

最終更新:2020/08/10 15:05
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