篠原涼子、『ハケンの品格』最終話の「初手天元」に漫画ファンが大盛り上がりのワケ
#ドラマ #篠原涼子 #ハケンの品格
ドラマファンはモヤモヤしたようだが、一部の漫画ファンは大盛り上がりだった?
8月5日に篠原涼子主演のドラマ『ハケンの品格』(日本テレビ系)の最終回が放送され、平均視聴率が12.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録、全話平均視聴率は12.7%となった。同ドラマは新型コロナウイルスの影響で、8話に短縮されたという。
「最終話は、里中(小泉孝太郎)が人生を賭けたコンビニプロジェクトを中心に展開。宮部社長(伊東四朗)からは、AIによる成功確率が低いという理由で、大前春子(篠原)提案のレジ横で売るアジフライを止めるよう命令される、というストーリーが描かれました」(テレビ誌ライター)
そんななか、アジフライの販売を賭け、春子とAIが囲碁対決することになったのだが、そのシーンがなぜか漫画好きの間で話題を呼んでいるという。サブカル誌ライターが解説する。
「囲碁対決で、春子が“初手天元”を指していたことが注目を浴びています。天元は囲碁用語で碁盤の中心点のこと。天元の石が働けば勝ちで、役立たずに終われば負けと考え方はシンプルなのですが、ド素人が指しがちな一方、プロの世界では『悪手』とされ、ほとんと指されることはありません。実は、マンガ好きが反応したのは『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載されていた人気囲碁漫画『ヒカルの碁』で、主人公のライバル・社清春が“初手天元”で奇襲をかけ、勝利を収めるシーンがあったから。そのため、春子と社を重ね合わせた人が多かったようです」
もっとも、ドラマの囲碁対決は、最終的には春子が定時になったため試合を放棄して帰り、AIの勝利という結果に。
「碁盤を見ると、春子が持っていた黒石が盤上で『ムダ』と描かれていました。その後、里中が春子の手作りのアジフライ販売を強行したため、文字通り囲碁対決は無意味に。最後は春子が演歌歌手に転身して終了するなどドタバタのまま終了したことに、視聴者からは不満の声が漏れています」(前出・テレビ誌ライター)
ともあれ、玄人だったのか素人だったのか、春子の腕前が気になるところだ。
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