枡田絵理奈、紺野あさ美、石川梨華……2020年プロ野球・タレント妻に明暗くっきり
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プロ野球界には芸能人と結婚した選手が多数存在するが、“笑う妻”と“泣く妻”の明暗がくっきりと現れ、シビアな現実を世に知らしめている。
“笑う妻”の代表は、元TBSの枡田絵理奈アナだ。枡田は2014年に広島カープの堂林翔太と結婚。3人の子どもをもうけ、プライベートはこの上なく順調だが、肝心の本業のほうはさえない状況が続いていた。
「堂林は高校時代、エース兼4番で甲子園を制し、09年にドラフト1位でカープに入団。『プリンス』と呼ばれ、3年目にレギュラーを掴みましたが、その後はズルズルと低迷し、クビも囁かれるほどでした。それでもバラエティ番組でノロケを連発する枡田に、周囲は呆れていたものです。しかし今年は序盤から絶好調で、現在打率はトップ(8月3日時点。以下同)。カープファンは『ついに覚醒した』と大喜びしています」(熱狂的なカープファンの40代男性)
同じく、久々に笑顔がこぼれる状況になっているのが、元モーニング娘。で元・テレ東アナの紺野あさ美だ。
「紺野は2017年にヤクルト(当時)の杉浦稔大と結婚しました。杉浦は社会人からドラフト1位で入団し、即戦力候補として期待されていましたが、ケガ続きで満足な成績が残せないまま、17年にトレードで日本ハムに移籍。その後もなかなか活躍できませんでしたが、昨年に先発ローテーションの一角に食い込んで4勝を上げ、今年は開幕から好投が続いています。そもそも夫妻にとって北海道は地元ですし、時間はかかりましたが“ようやく掴んだ幸せ”といったところじゃないでしょうか」(週刊誌プロ野球担当記者)
このほか今シーズンは、楽天の涌井秀章(妻は押切もえ)がリーグトップの5勝、広島の鈴木誠也(妻は元・新体操選手でタレントの畠山愛理)が打撃3部門でTOP5入り、西武の源田壮亮(妻は元・乃木坂46の衛藤美彩)が全試合にフル出場。芸能人妻を持つ選手はのきなみ好調だが、そんな中ひとり蚊帳の外状態なのが元モーニング娘。の石川梨華である。
「石川は17年に西武(当時)の野上亮磨と結婚。野上は同年、自己最多タイとなる11勝を上げ、オフに4億5000万円(推定)の3年契約という破格の条件で巨人に移籍したため、“勝ち組”と見られていましたが、その後がいけません。ケガが続き、2年間で上げたのはわずか5勝。先日の2軍戦でもボコボコ打たれており、1軍昇格の兆しもまったくありません。
今年はシーズンが短く、クビにする選手を探すのが難しいため、今シーズンで契約が切れる野上は格好のリストラ候補です。年俸も高いですしね。石川はもともと熱狂的な阪神ファンとして知られていたため、夫が巨人入りした時は『どっちを応援するんだ』と騒がれましたが、心置きなく阪神を応援できるような事態にもなりかねません」(同)
かたやクビ寸前から巻き返し、かたや三顧の礼で巨人入りしながらクビ寸前と、明暗はくっきりだが、シーズンはまだ3割程度を消化しただけ。今シーズンの場合、一番怖いのは「コロナでシーズン打ち切り」かもしれない。
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