トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 『半沢直樹』視聴率またもアップ

『半沢直樹』視聴率は23.2%! “できすぎる部下 ”賀来賢人の『今日俺』とのギャップが話題

日曜劇場『半沢直樹』公式サイトより

 8月2日、『半沢直樹』(TBS系)の第3話が放送され、平均視聴率は23.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。第1話の22.0%、第2話の23.1%に続き、右肩上がりの数字を叩き出した。視聴率と比例して面白さを増していく『半沢直樹』が話題を呼んでいる。
 東京中央銀行とアドバイザー契約を結ぶ電脳雑技集団の買収相手であるスパイラルと正式なアドバイザー契約を結んだセントラル証券。親会社と子会社の全面戦争に勝つため、奇襲攻撃として電脳雑技集団が買収するはずだったフォックスへの逆買収を仕掛ける。
 
 半沢(堺雅人)たちが内密で逆買収の計画を進めていたある日、金融庁・主任検査官だった黒崎(片岡愛之助)率いる証券取引等監視委員会が立ち入り調査に現れた。第1シリーズで半沢の因縁の相手となった黒崎が、半沢たちの逆買収計画を暴こうとする。業績が悪化したフォックスの経営状況をグレーな手段でマスコミにリークした半沢は営業停止寸前まで追い込まれ、絶体絶命のピンチに。しかし、そこにはスパイラルと契約を結んだフォックスの郷田社長が現れ、セントラル証券の窮地を救うのだった。
 
 見どころがふんだんに盛り込まれている第3話。中でも、存在感を放ったのが半沢の信頼できる部下・森山(賀来賢人)だ。スパイラルとフォックスの契約に立ちあう森山に半沢は「大事なのは感謝と恩返しだ。この2つを忘れた未来は、ただの独りよがりの絵空事だ。これまでの出会いと出来事に感謝をし、その恩返しのつもりで仕事をする。そうすれば必ず明るい未来が開けるはずだ」と檄を飛ばす。半沢から感謝と恩返しの精神を引き継いだ森山は2人を説得し、見事契約を成立させた。
 
 ネットでは「半沢直樹が銀行相手に対等に戦えるのは部下の森山のおかげだよね」「TVerで『今日から俺は』を観たあと『半沢直樹』見たら、賀来賢人の役の振れ幅が凄かった」などのコメントが寄せられた。映画『今日から俺は!!』での三橋貴志役とは打って変わって、真面目で優秀な部下を好演している賀来の存在も、高視聴率に影響しているのかもしれない。
 
 フォックスの逆買収によって面子が丸つぶれとなった東京中央銀行。半沢潰しを目論んでいた伊佐山は、剣幕な表情で怒鳴り散らす一幕もあった。一体勝利を手にするのは誰なのか、優秀な部下を率いた半沢たちの戦いから目が離せない。

■番組情報
日曜劇場『半沢直樹』
TBS系にて、 毎週日曜21:00~放送
出演:堺雅人、上戸彩、及川光博、片岡愛之助、賀来賢人、今田美桜、池田成志、山崎銀之丞、角田晃広、戸次重幸、益岡徹、井上芳雄、南野陽子、尾上松也、井川 遥、古田新太、市川猿之助、香川照之、柄本明、北大路欣也、ほか
原作:池井戸潤
脚本:丑尾健太郎ほか
演出:福澤克雄、田中健太、松木彩
プロデュース: 伊與田英徳、川嶋龍太郎、青山貴洋
制作著作:TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/hanzawa_naoki/

東海林かな(ドラマライター)

福岡生まれ、福岡育ちのライター。純文学小説から少年マンガまで、とにかく二次元の物語が好き。趣味は、休日にドラマを一気見して原作と実写化を比べること。感情移入がひどく、ドラマ鑑賞中は登場人物以上に怒ったり泣いたりする。

しょうじかな

最終更新:2020/08/03 20:00
ページ上部へ戻る

配給映画