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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 半沢直樹「第3話が勝負」の理由

愛之助登場も不安が!? 『半沢直樹』が絶好調スタートも「第3話が勝負」の理由とは?

『半沢直樹』

 堺雅人の主演ドラマ『半沢直樹』(TBS系)の平均視聴率が、初回22.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)に続き、7月26日に放送された第2話も22.1%と大台越えを果たした。この数字は前作を上回るペースだという。

『半沢直樹』は池井戸潤の小説シリーズが原作。7年ぶりの続編となる今回は、シリーズの中から『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』が映像化されており、東京セントラル証券へ出向させられた半沢(堺)の下剋上を描いていく内容となっている。

「第2話では、大和田(香川照之)が半沢に対して『お・し・ま・い DEATH』と首をかっきるシーンがネット上で大反響。放送後、番組公式ツイッターも撮影スタッフの声として『笑いを堪えるのがなかなか大変でした』と明かしています。

 第2期の脚本は社会現象となった前作の八津弘幸氏から丑尾健太郎氏に変更されています。第2話での香川の登場は原作になく、このパワーワードもオリジナルのセリフ。おそらく、今作から悪役として出演している市川猿之助と共に、話題になるような奇抜なセリフや演出を毎回意図的に放り込むつもりなのでしょう」(テレビ誌ライター)

 香川の顔芸は見どころの一つとはいえ、『半沢直樹』があれほどウケたのは、あくまで重厚なストーリーがメインだったからこそ。その意味で、第3話が「本当の勝負」になりそうだと言う。

「第2話では前作で人気を博したオネエ口調の金融庁検査局・黒崎駿一を演じる片岡愛之助が登場します。黒崎も2期前半の原作には登場しませんから、必然、脚本にオリジナル部分が多くなる。“キャラ祭り”をやりすぎることでギャグドラマになってしまい、原作ファンや日曜劇場に付いている中高年層が離れていってしまう懸念もあります」(前出・テレビ誌ライター)

 第3話には、他にもスピンオフ『半沢直樹Ⅱ エピソードゼロ~狙われた半沢直樹のパスワード~』に出演した吉沢亮の出演も発表されている。半沢の部下役を好演している賀来賢人と共に女性ファンを虜にしそうだが、「顔」ではなく「ストーリー」で盛り上げていってもらいたいものだ。

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最終更新:2020/07/30 06:00
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