滝沢カレンと渡り合うためのテレビ的クイズの解法「だいたい答えってそこ」
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伊集院光「テレビ的に変なこと言ってんなって思うと、だいたい答えってそこ」
ところで、芸能界屈指のクイズ強者としても知られる伊集院光が、21日の『チマタの噺』(テレビ東京系)でクイズについて語っていた。いわく、クイズには「クイズ力」と呼ばれるものがある。
たとえば「次のうち日本人がよく食べる魚介類は何でしょう?」という問題が出たとする。このとき、わかりやすい言葉選びが求められるテレビで「魚」ではなくわざわざ「魚介類」というワードが選ばれているということは、エビやイカなどが答えになるはずだ。クイズに強い人は、このように問題文に潜むヒントに一瞬で勘づく。問いに答えられる知識量ではなく、問いから答えの手がかりを導き出す力量、それがクイズ力だと伊集院は語る。
「テレビ的に変なこと言ってんなって思うと、だいたい答えってそこなんです」
なるほど、良質なクイズは教養云々を抜きにして解くこと自体が楽しい。
では、24日の『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系)で出されたクイズは、このクイズ力を駆使するとどのように答えられるだろうか。料理ロケの映像に滝沢カレンがヘンテコなナレーションをあてる恒例のコーナー「THE 美食遺産」。そこで滝沢は「あーっ! 突然ですがクイズを思いついたので、ここでクイズです」と話しだした。
「Q1、『すく』は『すく』でも耳にかけたい『すく』はなーんだ? どうでしょか。答えはわかりましたでしょうか。正解は、マスクでーす(拍手)。当然ですよね」
引っかかるところを見ていこう。「Q1」とは何か。2問目以降があるのか。「すく」って何だ。好く? 空く? 透く? 梳く? 漉く? 同音異義語が多い「すく」がわざわざ選ばれているところに意味があるのかもしれない。マスクを耳に「かける」ではなく「かけたい」と言い、あえて希望・願望を匂わせている意図とは。そしてこんな困惑する問いを出しておきながら「当然ですよね」とはどういうことか。ところで、突然クイズを思いつく瞬間って何だ。
確実に「テレビ的に変なこと」を言っているのはわかる滝沢カレンの問い。我々のクイズ力が試されている。謎解きかもしれない。
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