トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 市川猿之助“ヒール役”がドハマり!

市川猿之助“ヒール役”がドハマり! キャラが濃すぎる『半沢直樹』の豪華新キャスト

日曜劇場『半沢直樹』公式サイトより

  7月19日に、第2シリーズの第1話が放送された『半沢直樹』(TBS系)。放送当日、Twitterでは「半沢直樹」がトレンド入りし、7年越しの半沢直樹(堺雅人)が放つ「倍返しだ」や、大和田(香川照之)の新しい名言も飛び出し、大反響が寄せられた。
 
 『半沢直樹』第2シリーズから登場する豪華新キャストの顔ぶれも注目を集めている。中でも、異彩を放っているのは、第1シリーズで半沢の最大の敵となった大和田(香川)の実の愛弟子である東京中央銀行の証券営業部長・伊佐山(市川猿之助)だ。第1話では大和田を裏切り、大和田と対立していた副頭取の三笠(古田新太)に取り入った伊佐山。その手段を選ばない伊佐山の“半沢潰し”が今後の見どころとなりそうだ。
 
 大和田役を演じる香川と、伊佐山役を演じる市川は実の従弟(いとこ)でもある。7月12日に行われた『半沢直樹』の記者会見で市川は「香川さんから手取り足取り教えてもらった」と、撮影現場の様子を明かした。第1シリーズで不正が明るみになり土下座をさせられた香川は、市川がヒール役を演じることについて「前回ぼくは土下座を食らっているので。従弟まで土下座をくらうわけにはいかない。一族をかけた戦いですから」と言い、会場の笑いを誘った。
 
 ネットでは「伊佐山、大和田常務と違うインパクトあって最高に面白かった」「大和田と伊佐山のキャラ濃すぎる」「この2人が従兄弟ってすごい家系」「伊佐山部長の演じる悪役ぷりがとにかくヤバい」「伝承される顔芸」など、市川についてのさまざまなコメントが寄せられている。
 
 物語は“半沢潰し”を目論む東京中央銀行VS下剋上を企てようとする子会社の東京セントラル証券という勢力図で進んでいくが、そこで半沢側の信頼できる部下となりそうなのが、第2シリーズから登場する森山雅弘(賀来賢人)と浜村瞳(今田美桜)だ。上司に対して自分の意見を押し殺してしまう若者が増えている中で、森山や浜村の仕事に対する真摯な姿勢は、若年層に響くメッセージを伝える。また、お笑いトリオ・東京03の角田晃広も出演し、長年コントで培ってきた演技力を発揮。半沢直樹の世界観に溶け込みすぎて角田と気づかせないほどのクオリティだ。
 
 『半沢直樹』第2話は26日21:00~放送される。新キャストが新たな面白さを加える物語の展開から目が離せない。

■放送情報
日曜劇場『半沢直樹』
TBS系にて、 毎週日曜21:00~放送
出演:堺雅人、上戸彩、及川光博、片岡愛之助、賀来賢人、今田美桜、池田成志、山崎銀之丞、角田晃広、戸次重幸、益岡徹、井上芳雄、南野陽子、尾上松也、井川 遥、古田新太、市川猿之助、香川照之、柄本明、北大路欣也、ほか
原作:池井戸潤
脚本:丑尾健太郎ほか
演出:福澤克雄、田中健太、松木彩
プロデュース: 伊與田英徳、川嶋龍太郎、青山貴洋
制作著作:TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/hanzawa_naoki/

東海林かな(ドラマライター)

福岡生まれ、福岡育ちのライター。純文学小説から少年マンガまで、とにかく二次元の物語が好き。趣味は、休日にドラマを一気見して原作と実写化を比べること。感情移入がひどく、ドラマ鑑賞中は登場人物以上に怒ったり泣いたりする。

しょうじかな

最終更新:2020/07/26 11:30
ページ上部へ戻る

配給映画