プロ野球、観客減継続で大ピンチ!? 球団経営と感染者拡大防止の板挟みに
2020/07/22 21:00
#プロ野球
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、政府が8月1日以降に予定していた大規模イベントの入場者緩和に慎重な姿勢を崩さないことが分かった。22日に政府は分科会を開き、方針を決める模様だが、これに困惑しているのは、6月19日に開幕したばかりのプロ野球界の面々たちだろう。
定期的に合同会議を開いているプロサッカーのJリーグは8月1日以降の観客数緩和を8月10日までの見送りを決定。プロ野球もこれに大きく影響を受けるのは避けられない。だが、観客が増えると算段していたプロ野球の各球団は大困惑していることは間違いない。
球界関係者は「現在は最大5,000人までの観客を入れており、無観客試合よりはマシなレベル。ですが、順調に収入が増えないと間違いなく経営に影響を受ける球団は間違いなく出てくる。西日本に本拠地を置くA球団、東日本に本拠地を置くB球団は、球界内で『今オフ、本当に乗り切れるのか』との声が根強い」と声を潜めて話す。
また、観客が入ってからの課題も山積しており「ソーシャルディスタンスを考慮して座席を決めているのに、勝手に席を移動し“三密”状態で着席したり、マスクを外す人も多い。運営上、問題は多く、解決できていない」(同)という。
球団経営優先か、新規感染者拡大防止なのか。究極の選択は今後も続いていきそうだ。
最終更新:2020/07/22 21:00
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