『アンサング・シンデレラ』西野七瀬演じる、視聴者をイラつかせる“イマドキの若者”に注目集まる
#石原さとみ #西野七瀬 #アンサング・シンデレラ
7月16日、石原さとみ主演のドラマ『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(フジテレビ系)の放送がスタートした。初回放送の平均視聴率は10.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、出だしは好調。心揺さぶるストーリーや演出に称賛の声が上がるだけでなく、薬剤師として働く人たちからも共感の声が集まり反響を呼んだ。
個性豊かなキャラクターが多数登場した第一話。主人公の葵みどり(石原)や上司の瀬野章吾(田中圭)の他にも、優しいがズル賢い一面を持つ部長・販田聡子(真矢ミキ)や、“魔術師”の異名を持つベテラン薬剤師・荒神寛治(でんでん)など、キャストの持ち味を活かしたキャラクターたちが物語を賑やかした。
その中でも一際注目を集めたのが、元乃木坂46の西野七瀬演じる新人薬剤師・相原くるみだ。配属されて間もないくるみは、部長に面と向かって「そもそも病院薬剤師って本当に必要なのかなって思いますけど」「向いてなかったらやめようと思っています」と軽々しく言ってしまうような命知らず。販田のように優しい部長でなければ、どんなお叱りを受けていたかわからない。
その後、教育担当のみどりの後を付いて回ることになるが、ファッション性が高く動きづらそうな靴を履いているせいで、みどりの早足に付いていくのが精一杯。他にも、くるみのためにおにぎりを作ってきたみどりに「私、他人が握ったおにぎり食べられないんで」と軽く断ったり、みどりが医師に叱られて落ち込んでいる時に「誰にも感謝されないですしね」と言って場を凍りつかせたりなどと、見ているだけでヒヤヒヤを通り越して、イライラさせられる。
そんなくるみだが、第一話の終盤で変化が。販田部長に近況を訊かれた彼女は「つらいです、合わなかったらいつでも辞めます」と笑顔で答えつつも、足元はマーチン風のおしゃれな靴から歩きやすいスニーカーに変わっていたのだ。患者のために真剣に働くみどりや他の薬剤師たちの姿を見て感化されたのだろう。
個性を突き通すところや、目上の人にも物怖じせずに思ったことを言う素直さは、良くも悪くも“イマドキの若者”。視聴者からは「こういう新人いるよね」という声が上がり、薬剤師でなくても共感できる人物像だったようだ。果たしてくるみは、今後どのような出来事を通して、どのように成長していくのだろうか。彼女のこれからに注目していくのも、本作の楽しみ方のひとつになるはずだ。
■番組情報
木曜ドラマ『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』
フジテレビ系/毎週木曜22:00~
出演:石原さとみ、田中圭、西野七瀬、真矢ミキ、成田凌、 桜井ユキ、井之脇海、
金澤美穂、迫田孝也、池田鉄洋、でんでん ほか
原作:荒井ママレ
脚本:黒岩勉
演出:田中亮、相沢秀幸
音楽:信澤宣明
プロデュース:野田悠介
制作著作:フジテレビ第一制作室
公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/unsung/
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