石原プロ解散で気になる「炊き出し」の今後 スターも高齢で「10年前から縮小していた」
#石原軍団 #炊き出し
老舗芸能事務所「石原プロモーション」が、来年1月を持って、事実上”解散“することが明らかになり、所属俳優たちの今後が話題となっている。
昭和の名優たちも渡哲也が78歳、舘ひろしが70歳、神田正輝が69歳と高齢になっており、すでに鬼籍に入ったスターもいる。徳重聡らもすでに40代を越えており、最若手のうちの1人神田穣がさっそく、エヴァーグリーン・エンタテイメントに移籍したことも発表され、今後は別の芸能プロに移籍して活動を続けていくようだ。
「もう10年くらい前から事務所の機能を縮小していて、報道でも関連会社の清算が終了しているとありましたよね。渡さんや舘さんもご高齢になってそこまでたくさん仕事をこなせるわけじゃない。ここのところはスタッフも減ってきていて、会社全体で10人前後となっていました。一度、渡さんと舘さんが独立するという話になって、それならば俺もと神田さんも合わせようとしたんですが、『それなら意味ないじゃないか』となったこともあったそうです」(芸能記者)
渡、舘らの今後はまだ未定のようだが、神田は『朝だ!生です旅サラダ』(テレビ朝日系)でレギュラーがあったり、それぞれ引き続き芸能活動は継続する模様だ。
ところで「石原軍団」といえば、阪神大震災や東日本大震災での炊き出しボランティアでも有名だ。このところ日本各地では大きな災害も多く、彼らの活動を期待してしまいそうだが……。
「それは、さすがにもう難しいんじゃないですか。個別に現地にむかうケースはあるかもしれませんが……。『石原軍団』の炊き出しはもともと、石原プロに関係が深い制作会社の声がけで実現していました。というのも、映画やドラマの撮影に際してロケで炊き出しをしていたので、そこで使われる機材やノウハウを持って行われたもの。舘さんたちもみんなキャンピングカーを持っていたので、被災地に一切迷惑をかけずにボランティが行えたんですよね」
昨今ではジャニーズタレントなどが被災地に行ってボランティアをするケースを見かけるが……石原軍団が残したカルチャーは、世襲ではなく日本の芸能界に受け継がれていくのかもしれない。
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