いま一番“ファンがヤバい”芸人はEXITよりぺこぱ シュウペイ! 第7世代フィーバーの裏事情
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飛ぶ鳥を落とす勢いのお笑い第7世代。その中で今、特にアイドル的人気を誇っているのがEXITだ。
「単純に兼近がイケメンだから女性人気が高いということもありますが、先輩であるりんたろー。と兼近の関係性に“萌えている”ファンが結構いるんです。りんたろー。に全幅の信頼を寄せている兼近、そんな兼近を心底可愛がっているりんたろー。という微笑ましい2人を見るのが好きなファンも多い」(お笑い事務所関係者)
また、兼近はあえて「自分のファンは痛い」などと自虐的にイジることも少なくない。
「“痛い”なんて言い方してますが、熱心なファンが多いってことですよね。なんたってEXITはファンサービスがものすごくいい。だからなのか、出待ちのファンもすごく多いんです。終了時間が判明しているネットの生配信番組のときなんかは、本当に沢山の出待ちがいます。そこでまた神対応をするものだから、一層ファンが増えるんです」(同)
一方、EXITに負けず劣らず熱心なファンが付いていると言われているのが、ぺこぱのシュウペイだ。
「シュウペイのファンも独特なんですよね。芸人としてのシュウペイよりも、“可愛い生き物”としてのシュウペイが好きだというタイプのファンが多い。たとえば、競輪の生配信番組にぺこぱがゲスト出演したときも、『シュウペイかわいい』的なコメントがわんさかくるんです。そのせいか、番組の流れを無視するようなコメントも多く、正直シュウペイファンのせいで番組自体が微妙な空気になることもあります」(メディア関係者)
今年の7月16日に33回目の誕生日を迎えたシュウペイ。ツイッターでは「#第33回シュウペイ誕生祭_0716」というハッシュタグを用いて、多くのファンが祝福のメッセージを投稿していた。
「お笑い的な投稿はほぼ皆無。似顔絵なども多く見受けられましたし、基本的にシュウペイに萌えるタイプのものばかりでした。兼近のようなイケメンではないけど、なんだかクセになる魅力があるんでしょうね。『シュウペイは沼』なんて言い方をしているファンの人もいました。一度ハマったら抜け出せない、奥深い魅力があるんだとか……」(同)
ちなみに、かつては“仔牛”と呼ばれる和牛のファンも、“痛い”と言われていたという。
「和牛はあれだけネタにこだわりを持っているタイプなのに、意外と“ワーキャー”なファンも多いんですよね。特にネタの中で女性を演じることが多い川西(賢志郎)の女性人気が高い」(前出・お笑い事務所関係者)
ネタよりも芸人の“かわいさ”ばかりに注目するファンについて、芸人本人やお笑い関係者はどう感じているのだろうか。とある構成作家はこう話す。
「アイドル的人気が先走ってネタをちゃんと見てもらえなくなったり、劇場でほかのお客さんに迷惑がかかったりするのは、さすがに困ってしまう時もある。でも、いつの時代も常に“ワーキャーのファン”なんて揶揄されるファンはいるんです。だから、今更どうこういっても始まらないですよ。
それにアイドル的な存在になる芸人がいるからこそ、非お笑いファンが劇場に足を運んでくれるというのも事実。それこそEXITやぺこぱのファンは、彼らを好きになるまでまったくお笑いに興味がなかったという人もそれなりにいますからね。そういった層のハートをキャッチできるというのは、本当にすごいこと。いわゆる“痛いファン”を連れてくるのも、才能ということです。お笑い業界が枯渇しないのは、こうしたファンの存在も大きい」
お笑い界にとって“痛いファン”は必要な存在で、むしろそうしたファンを排除するようでは、お笑いの世界は成り立たないのかもしれない。EXITやぺこぱがそういったファンを引きつけることができたからこそ、お笑い第7世代が盛り上がっているのだろう。
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