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ジャニーズの御用誌リークは大野智への“制裁”か!? 嵐、国立競技場コンサートを10月強行へ

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 今年いっぱいで活動休止に入る予定の嵐が、7月18日の『音楽の日2020』(TBS系)で約9時間半にわたる生放送の大トリを務め、58thシングル『カイト』を披露した。パフォーマンス終了後、司会の中居正広が嵐の5人に「濃密な日々をお送りください」と声をかけるシーンも印象的で、ファンのSNSでは「『カイト』聞くと涙が出る」「もう5人が並んでるだけで感動」「中居くんの言葉が嬉しかった」などと、黄色い声が飛び交った。

 しかし、嵐がラストイヤーに予定していたコンサートやイベントは、新型コロナウイルスの影響で続々と延期に。一部では活動休止の延期説さえ浮上しているが、そんな中、「女性セブン」2020年7月23日号(小学館)が新たな動きを伝えている。嵐が今年5月に予定していた新国立競技場のコンサートを、10月に開催することを「ついに決断した」というのだ。

「ジャニーズ事務所としても、嵐の国立競技場のこけら落とし公演は歴史に残る快挙になるため、絶対に成功させたい。ただし、都内を中心に新型コロナウイルスの感染者が再び急増している中で、観客を入れてのコンサートは現実的に難しい状況です。そこで、ジャニーズサイドは、御用雑誌の『女性セブン』に記事を書かせて世論を味方につけ、コンサートをなんとか実施する可能性を模索しているようなんです」(週刊誌記者)

 現状では、「無観客でコンサートを行い有料配信するプランが進行している」(同)とのことだが、ジャニーズサイトは観客を動員するコンサートの強行にこだわっているという。

「嵐の集大成が無観客のコンサートになってしまっては、盛り上がりに欠けます。なので、ジャニーズサイドは、“これまで応援してくれた皆さまに最後の姿を見届けてもらう”という大義名分で、あくまでファンを動員してのコンサートを開催する腹積もりのようです。新国立の収容人数は約9万ですが、感染拡大防止対策のために3分の1の動員になっても構わないと考えているとか」(前出の週刊誌記者)

 ただし、これに反対しているのが、あのメンバーだ。

「今夏の『24時間テレビ』(日本テレビ系)のメインパーソナリティとして有力視されていた嵐の起用が断念されたのは、大野智さんが『NO』を突きつけたからでした。大野さんは、新国立コンサートの強行にも反対で、ファンを感染の危険に晒すような事はするべきではないと主張しているようです。
 大野さんは最近、プライベートで、釣り仲間や絵画のアーティストと行動を共にすることが多く、そんな仲間たちの影響で“ナチュラリスト思考”になってきているんです。『人間らしく生きたい』というのが口癖になっているとか。グループの活動休止の延期にも反対している大野さんですから、とにかくのんびりと過ごしたいのでしょう」(民放関係者)

 しかし、事務所サイドもこの状態を看過しているわけではないようだ。

「『女性セブン』2020年7月16日号では、大野さんが活動休止後に向けて、宮古島でのリゾートプランを進行させていると報じました。これは、何を言っても聞かない大野さんに対する“制裁”の意味も込め、事務所がリークしたものだったようです。さらに続けて、新国立競技場でのコンサートを10月に開催すると報じたのも、大野さんにプレッシャーを与える意味もあったとか」(前出の週刊誌記者)

 しかし、こういった一連の作戦は全て裏目に出ているという。

「大野さんは非常に真面目な性格で、リーダーという立場も非常に重く感じている。メンバー内からも嵐の活動休止時期の延期を望む声が出始めているようなので、それも大野さんの負担になっているのではないでしょうか。このままでは、活動休止前に大野さんが潰れてしまうと心配する声も上がり始めています」(前出の民放関係者)

 嵐が“有終の美”を飾ることは、もはや不可能なのだろうか。

小林真一(フリーライター)

テレビ局勤務を経て、フリーライターに。過去の仕事から、ジャニーズやアイドルの裏側に精通している。

こばやししんいち

最終更新:2020/07/20 16:30
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