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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > コロナでクビ?日テレ不穏な空気

コロナになったらクビ? 『24時間テレビ』を控えた日本テレビ局内が不穏な空気に

日本テレビ

 局内はピリピリしたムードとなっているようだ。

 7月16日、新型コロナウイルスの国内感染者は全国で新たに604人が確認された。東京都で過去最多の286人をはじめ、各地で緊急事態宣言解除後、最多の陽性者が判明しており、感染は全国で拡大しつつある。

 そんななか、業界内で注目を浴びているのが、8月22~23日に放送されることになった日本テレビの夏恒例番組『24時間テレビ』だ。

「局員はテレビの前に集まって、毎日発表されるコロナの感染者数のニュースを食い入るように見ています。つい先日、60代の取締役が新型コロナに感染したことが明らかになりました。この取締役は在宅勤務をしていましたが、実は身内が日テレのグループ会社に勤めており、その会社から日テレに人材が多く派遣されていることから、局内はダブルで戦々恐々となっています。もし、8月に入って緊急事態宣言が出されるようなら、中止にせざるを得ないし、それまでにかかったコストが全部ムダになってしまう。今やコロナに感染した局員はクビになるのではないかというくらい不穏な空気ですよ」(日本テレビ局員)

 今年のメインパーソナリティーは、V6・井ノ原快彦、NEWS・増田貴久、Kis-My-Ft2・北山宏光、ジャニーズWEST・重岡大毅、King & Prince・岸優太が起用され、力の入れ具合は例年以上。名物企画の「チャリティーマラソン」は中止され、会場に観客を入れないため、対面募金も行われず、キャッシュレス募金を活用するという。

「例年、放送で得られる広告収入は20億~25億円。コロナ禍で下がるとしても今年も18億円は見込めます。もちろん、身障者へ寄付金を届けるという大義もありますが、19年度は民放キー局が軒並み売上高、営業利益が悪化した中、日テレの売上高は3連続で成長しています。昨年6月に社長に就任した小杉善信氏が、『24時間テレビは必ずやります。使命感を持っています』と語ったのも、“成長”を途切れさせられないメンツがあるからでしょう」(業界関係者)

 果たして、『24時間テレビ』は無事放送されるのだろうか。

日刊サイゾー

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にっかんさいぞー

最終更新:2020/07/18 21:00
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