木村拓哉『BG』撮影現場が緊急事態!? “3密”回避したいスタッフVSジャニタレ出待ちファンの攻防戦
#木村拓哉 #BG~身辺警護人~
15日、東京都内で286人の感染者が確認された新型コロナウイルス。テレビ業界では、感染予防に注意を払いつつドラマ撮影を進めているが、とくに木村拓哉の『BG~身辺警護人』(テレビ朝日系)など、ジャニーズタレントが主演する現場では、スタッフも神経をすり減らしているようだ。
「春ドラマの撮影スケジュールは新型コロナの影響で大幅に延期しましたが、これ以上押してしまうと、各局とも全ての編成スケジュールをもう一度組み直すことになり、大混乱を起こします。撮影はなんとしても続行しなければなりませんが、万が一撮影現場でクラスターが発生したりしたら、それこそ大変なことに。上層部からは、コロナ禍における撮影のガイドラインが出ているのですが、限界まで人減らしをしても、演者やスタッフなど最低数十人は関わらなければどうにもならないわけで……正直、あまり意味がないんです」(民放関係者)
さらに、スタッフも不測の事態で“3密”を作り出してしまう場合もあるとか。
「『BG~身辺警護人』(テレビ朝日系)で、6月下旬に横浜でロケを行ったのですが、現場に野次馬が一斉に集まってしまったんです。スタッフが人数制限など最大限の注意を払って撮影をしていても、キムタク目当てで大挙したファンによって、異常なほどの“3密”状態を作ってしまったわけです。ネットでも拡散されていました。これを知ったテレ朝の上層部は激怒して、撮影の組み直しを指示したようです」(同)
一方で、日本テレビはコロナ対策として、撮影現場での“密”を防ぐため、公道での撮影を原則禁止にした。しかし、予期せぬトラブルも発生しているという。
「他県への不要不急のロケは、局としても控えないといけない。大人数が関わるドラマの撮影ほど、都内近郊で済ませなければなりません。そこで、TBSが所有する緑山スタジオが、他局にも開放されるようになったんです。TBSとしても、自社で使用しない時間に貸し出せば副収入も得られると考えてのことのようで、各局がセットを使い回し出来るように相談しながら撮影を進めているんです」(前出の民放関係者)
しかし、その緑山スタジオでもトラブルが起きかけていた。
「日テレの土曜ドラマ『未満警察』は、Sexy Zoneの中島健人とKing & Princeの平野紫耀がダブル出演しているので、ジャニーズファンが緑山スタジオで出待ちをしてストーカーまがいのことをしているんです。ファンからすれば、タレントに会える確率が上がるので嬉しいところでしょうが、このご時世ですから、現場のスタッフはとくにナーバスになっているんですよ」(同)
ジャニーズタレントをいかにして“3密”から守るか。ドラマ現場スタッフの心労は、しばらく続きそうだ。
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