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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  >  コロナ禍芸能界「楽屋」事情

舞台『THE★JINRO』だけじゃない!? コロナ禍で神経とがらせる芸能界の「楽屋」事情

イメージ画像/出典:Hamatti

 観劇したファン約850人全員が「濃厚接触者」に指定されるなど、新型コロナウイルスのクラスター感染が懸念されている舞台『THE★JINRO イケメン人狼アイドルは誰だ!!』。芸能界において、一連の動きに関係者は神経をとがらせている。

 今回の舞台では主演を務めた俳優・山本裕典、企画・プロデュースの映画評論家・有村昆氏らキャスト、関係者30人以上の罹患がすでに判明している。舞台制作関係者は「上演された会場(新宿シアターモリエール)は演劇、お笑いなどのライブが開ける“中規模”の会場。感染対策もやっていただろうが、そこで発生してしまった衝撃は大きい。今後、他の劇場でも舞台制作に大きな影響が出るのは避けられない」と頭を抱えている。

 その中で、複数の芸能関係者が「舞台」に限らず心配しているのは出演者が待機する「楽屋」と呼ばれる場所だ。

「テレビ局であれば若手は大部屋、売れっ子やベテランになれば個室が与えられ、掃除なども定期的に行われている。一方で、舞台などが開かれる劇場の楽屋は数が多くない。場合によっては想定人数以上で過ごさなければならない場所も実際のところは多い」(同)

 また、お笑い関係者は「業界最大手で複数の直営劇場を運営する吉本興業とて状況は変わらない。例えば、新宿にある『ルミネtheよしもと』はいくつかの楽屋がありますが、基本的には商業施設のため楽屋に余裕はなく、扉すらありません。ベテラン同士が同じ楽屋というのが当たり前ですし、若手は楽屋が与えられても荷物置き場くらいのスペースしかない。あれでは感染防止をしようと思ってもなかなか難しいと思う」と話す。

 早急な対応が求められるのは言うまでもない。

日刊サイゾー

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にっかんさいぞー

最終更新:2020/07/16 10:30
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