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日刊サイゾー トップ > エンタメ > スポーツ  > 東京五輪1年前特番ウラの狙い

東京五輪の本番は来夏なのに…不自然すぎる「1年前特番」ウラの狙いとは?

イメージ画像/出典:applekun4649

 テレビ東京が来年夏に延期された東京五輪1年前企画の特番を今月24日に放送すると発表したが、周囲からは「まだ引きずるのか……」と冷ややかなに見る向きが多いようだ。

 番組は東京五輪中継でMCを務める俳優・小泉孝太郎、応援団長を務める人気グループ・TOKIOの国分太一が出演し『金メダル&名場面50連発!オリンピック ジツは話 本当は今日開幕だったんだSP』と題して放送。歴代のオリンピアンが出演し知られざるエピソードを聞くという内容になるという。

 民放テレビ局スポーツ番組プロデューサーは「一番の狙いは本来、今年行われるはずだった東京五輪が、コロナ禍や大雨災害で半ば忘れ去られようとしていることを阻止すること。2つ目は五輪スポンサーとテレビ局、代理店をつなぎ留める役割もある。視聴率はあまり見込めないでしょうが、どちらかと言えば2つ目の方が目的は大きいと思う」という見方をしている。

 そもそもスポーツ中継、番組自体が「放映権など、お金がかかるため売り上げ激減の昨今、テレビ局が敬遠しがち」という中で、単なる視聴率稼ぎ以外にも“根回し”が露呈するくらい、テレビメディアの複雑さが浮き彫りになっていると言える。

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最終更新:2020/07/16 12:12
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