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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > 『フリースタイルティーチャー』輪入道が“意思表明”

『フリースタイルティーチャー』輪入道が思いの丈を叩きつけた。『ダンジョン』の過去と未来が同居する“意思表明”

そもそも『ダンジョン』箸休め回の企画だった

 『フリースタイルティーチャー』はAbemaTVでも配信中。前番組『フリースタイルダンジョン』はAbemaの「HIPHOPチャンネル」カテゴリーにあったが、『ティーチャー』は「バラエティチャンネル」の項目内にある。つまり、『ダンジョン』と『ティーチャー』はジャンルが違うということ。すでに、制作陣の中にそういう認識があるのだろう。

 そもそも『ティーチャー』で放送される内容は、自粛期間中に『ダンジョン』が特別編として行った芸人同士のMCバトルそのままだ。あの箸休め回を番組のメインに据えたのだから、既存のファンが物足りなさを覚えるのも無理はない。何だったら、YouTubeチャンネル「Zeebraのラップメソッドチャンネル」でやればいいような企画にさえ感じた。

 そういえば、生徒から好きな芸人を質問された際、TKda黒ぶちはとろサーモンの名前を挙げていた。進行役として心もとないZeebraのサポート役に“MCサーモン”久保田かずのぶがいれば、『ティーチャー』の問題は大方解決しそうな気がする。久保田はボケもツッコミもラップもできる逸材だ。さらに言えば、昨年3月に終了し、久保田もレギュラーだった『NEWS RAP JAPAN』(AbemaTV)を地上波で復活する手もありだったかもしれない。

 もちろん、回を重ねていくごとに『ティーチャー』がブラッシュアップされるのなら、それが何よりである。今は手探りの状態だし、まだ何とも言えない段階だ。

次回はいよいよティーチャーによる個別指導がスタートする模様。面白くなるとしたらここからだろう。ビギナーが一線級のラッパーにみっちりレクチャーしてもらえるのだ。なんて羨ましい。

寺西ジャジューカ(芸能・テレビウォッチャー)

1978年生まれ。得意分野は、芸能、音楽、格闘技、(昔の)プロレス系。『証言UWF』(宝島社)に執筆。

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最終更新:2020/07/14 15:00
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