フワちゃんを真正面から受け止める、黒柳徹子のテンポ「あなたと同盟組みたいかどうかは別として」「来ないでよ」「嫌だ」
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ファーストサマーウイカ「とりあえずここ2、3年の間で自己啓発本とか出していきたい」
いま、フワちゃんと同じくテレビに引っ張りだこの女性タレント、ファーストサマーウイカ。先週も多くの番組に出演していた。
たとえば、11日の『人生最高レストラン』(TBS系)。これまで何度も本人から語られてきたように、ファーストサマーウイカという長いカタカナの名前は、本名の初夏(ウイカと読む)を英語に直訳しつなげた芸名だ。彼女はこの命名法を”寺門ジモン式”と呼んでおり、今回の番組出演でもこのトークで軽い笑いがひとつ生まれた。
で、この芸名について、彼女はこんな狙いも語った。
「私たち検索世代なんで、Twitterとか何にしろすぐ検索するじゃないですか。今までに存在してない言葉を、造語を作らなければ勝ち抜けないと思ったんで。『ファーストサマーウイカ』って思いついて(検索に)入れたときにゼロ件だったんですよ」
検索しても無いということは、インターネット上の情報に埋もれにくいということ。検索結果が増えていけば、それはすべて自分の活動の成果ということ。だからこの長いカタカナの名前をつけた。なるほど、理にかなっている。やっててよかったジモン式。
あるいは、7日の『あちこちオードリー』(テレビ東京系)。彼女は自身が芸能界で勝ち残るために研究を重ねてきたという。その結果、売れている人は3つのワードに要約できる事実を発見したらしい。たとえばオードリー・春日なら「ピンクのベスト、ぴっちりの1:9分け、トゥース」というように。だから自分も、「かきあげ前髪、関西弁、ヤンキーキャラ」という3本柱でキャラを作り上げていったのだという。
「絵にデフォルメして描けるような人間になれば、アイコン化すれば売れると思って」
他方で、自身の「ヤンキーキャラ」についてこうも語った。
「外部がヤンキーキャラとかチンピラとか毒舌とか付けてくれたんですよ。自分で言ったつもりないから」
彼女は一方で、戦略的に自分を演出しプロデュースしていく。その一方で、周囲から投影されるイメージに無理に逆らわない。見せたい自分と見られている自分が均衡した状態にある彼女が売れているのは、ある意味で当然なのかもしれない。
あと、芸名について些末なことだけど、寺門ジモン式だと、正確にはファーストサマーウイカではなく初夏ショカだ。ファーストサマーウイカ式でいくと、寺門ジモンはテンプルゲートテラカド。いや、”寺門ジモン式”をどう定義するかによるけれど。って、そんな定義にこだわってどうする。
――”寺門ジモン式”についてしばらく考えてしまった。今まで世界に存在しない造語を作る、彼女の戦略の効果を実感した気がする。
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