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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 自民党で国民生活は苦しく!?
週刊誌スクープ大賞

血税をばら撒く安倍政権、自民党の議席を減らさないと国民生活はますます苦しくなる!?

 さて、世に当たらぬものは、天気予報と競馬に決まっているが、今九州方面を襲っている記録的豪雨をテレビで見ていると、もっと早く警報を出していればと、気象庁を恨みたくもなる。

 このように、「あり得ないことが起こり、非常に衝撃を与える」ことを“ブラックスワン”ということを、ニューズウイーク日本版を見て知った。

 ニューズウイークでは、中国の南部と西南部では、連日の集中豪雨で、少なくとも198本の河川が氾濫し、26の省・市・自治区で洪水が起き、倒産家屋は1万棟以上、被災者は1400万人にもなるという。

 その上に、世界最大の三峡ダムが決壊するのではと危ぶまれている。万が一そうなれば、約30億立方メートルの濁流が下流域を襲い、4億人の被災者が出ると試算されているそうである。

 上海市の都市機能も壊滅して、市民の飲み水も枯渇してしまうという。

 毎年のように繰り返される豪雨災害だが、起きてから救助するのではなく、起きる前に何らかの手が打てないものなのか。文春で『水害列島』の著作もある土屋信行が、土砂災害の起こりやすい山麓や、川の近くに住んでいる人は、脅威を忘れずに、住む場所を変えるということを考えてほしいといっているが、多くの人ができる話ではない。

 国が法律をつくって、危険な山の斜面や川の近くに住んでいる住民を安全な場所に引っ越させ、その資金は国が責任を持つとでもしない限り、豪雨災害を少なくすることはできまい。

 巨大地震が近々起きるといわれている。被害を最小限に食い止める手立てを、国は早急に考えるべきだ。

 次は文春が連続で追及している、『テラスハウス』に出演していた木村花が自殺した問題。

 フジテレビの対応がおかしいと、花の母親・響子だけではなく、彼女と共演していた小林快も、スタッフからの「やらせ」はあったと証言している。

「“やらせ”指示は、大体、密室で行われました。他のメンバーがいない部屋に呼ばれて番組スタッフ五人に囲まれる。そこでメンバーとの関係を聞かれながら指示が出るんです。プレッシャーを感じるし、キツかった。僕は『やりたくない』って断れたけど、花とか断れない女の子は多かったはず。彼らは御しやすい人たちに無理強いしていたんだと思います」

 ここまで証言されたら、フジテレビの遠藤龍之介社長は、潔く「やらせ」を認めたほうがいい。

 第一、全くやらせのない番組などあるはずはない。それをないといい張るのは、視聴者に対する背信行為である。

 新潮や文春の強味は、執念深いことである。いったん喰いついたらスッポンである。原辰徳巨人軍監督も、頭を抱えていることだろう。

 超高額な賭けゴルフ疑惑の次は、原のお友だちの東京ドームでの「野球賭博」疑惑である。その御仁は、不動産会社「青山メインランド」の西原良三社長だという。グラビアページには、東京ドームのVIPルーム「スイート倶楽部」で、お札を数えている西原の写真が載っている。

 そこで西原とそのご一行は、試合を見ながらシャンパンを飲み、目の前で行われているゲームで、次にピッチャーが投げる球がストライクかボールかに賭けていたという。

 新潮は、西原が数えていたのは1万円札だから、一球に1人1万円を賭けていたのではないかと推測している。

 この西原社長、原とも懇意だが、球団との関係も浅くないという。毎年、主催試合の来場者に無料で配る『ジャイアンツガイド』の裏表紙には、昨年、青山メインランドの広告が載っていたし、毎年、シーズンオフに催されてきた、吉村禎章コーチの名前を付けたチャリティーゴルフコンペを取り仕切っているのも西村で、彼の芸能事務所「アービング」には元巨人の斎藤雅樹や村田真一が所属しているそうだ。

 その場に原や巨人軍の関係者はいなかったようだが、東京ドームのVIPルームで野球賭博が行われていたことが事実ならば、巨人軍はきちっと説明する責任があるはずだ。

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