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日刊サイゾー トップ > エンタメ > スポーツ  > プロ野球で直面した“ヤジ問題”

阪神・藤川球児に辛らつな言葉が! プロ野球5000人の観客試合で直面した“ヤジ問題”

阪神タイガース公式サイトより

 コロナ禍で無観客試合が続いていたプロ野球は7月10日、ようやく最大5,000人までの観客試合が認められたが早くも「ヤジ問題」に直面している。

 オリックス・バファローズ対北海道日本ハム・ファイターズ戦が行われた京セラドーム大阪では、一塁内野席から投手に向かって「打たれろ!」とヤジが飛び、これに三塁側に座ったファンが“応戦”する事態に。笑い声さえ漏れる状況に打者が打席を外すシーンがあったという。

 阪神タイガース対横浜DeNAベイスターズ戦があった甲子園球場では、阪神のチャンスで正捕手の梅野隆太郎が凡退すると「アホ!」と厳しい声が飛んだ。さらに、雨の中プレーしていたDeNAの主砲・ソトにも「早く帰れ!」とブーイングがあったという。

「現時点で声を張り上げての声援は全球場、禁止されています。ところが、阪神を含め複数の球団はアルコール類の販売開始を踏み切った。理由を探ってみるとこれまで無収入だったことから、少しでも赤字を埋めるには手っ取り早い策だからとのこと。酔っ払いが増えれば当然、ヤジも多くなるし声も大きくなるのは目に見えているのに……。起死回生策と思われがちですが、現場はかなり冷や冷やしているのが目に浮かびます」(球界関係者)

 また、こんな声もある。

「11日の同試合では阪神の抑えの藤川球児投手が打ち込まれて痛恨の逆転負け。地元テレビ局の地上波テレビ中継でも、かなり辛辣なヤジがそのままオンエアに乗っていました。これまでは声援が大きいので、それらもかき消されていましたが、間違いなく他球場よりも甲子園でのヤジの多さは飛びぬけている。今後、負けが込めば放送禁止用語が電波に乗らないか心配です」(テレビ局スポーツプロデューサー)

 8月からは各球場での収容人数はさらに増える予定だけに、今から早急なヤジ対策が求められる。

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にっかんさいぞー

最終更新:2020/07/13 12:00
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