「週刊女性」のジャニーさん哀悼記事が波紋! 嵐をエサにするジャニーズの老獪なメディア懐柔戦略
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ジャニーズ事務所元社長のジャニー喜多川氏が、7月9日に一周忌を迎えた。「週刊女性」7月21日号(主婦と生活者)はジャニー氏の哀悼記事を掲載したが、その内容が一部で波紋を広げている。
記事によれば、滝沢秀明はジャニー氏の墓がある和歌山の高野山によく通っているという。2月には、滝沢とV6の三宅健が東京から電車で6時間以上かけて墓参りにしに来ていたそうだ。最近は新型コロナウイルスの影響で参拝者も少なくなっているものの、今年の頭頃までは亡きジャニー氏を慕ってタレントやファンが多く訪れていたという。
また、ジャニー氏亡き後、関ジャニ∞の大倉忠義や横山裕、堂本光一などが代わりに後輩の指導をし、プロデューサー的な役割を担うなど、立派に“成長”していることが観測されている。
ジャニーズ帝国を一代で築き上げたジャニー喜多川氏の功績は誰もが認めるところだが、この特集記事が3ページにも渡って掲載された経緯について、現役の週刊誌記者はこう明かす。
「少し前まで、女性誌のジャニーズに対するスタンスは、ベッタリの『女性セブン』(小学館)と『女性自身』(光文社)、アンチの『週刊女性』という構図でした。ところがここ最近、『週刊女性』もジャニーズとの関係修復を試みているようなんです。週刊誌は絶好調の『週刊文春』(文藝春秋)以外はどこも売り上げが低迷していて、生き残りをかけた誌面構成を余儀なくされています。これまでは、『週刊女性』もグラビアでジャニーズ以外のイケメン俳優を起用するなどして奮闘してきましたが、すでに限界を感じているようで……」
そこに、ジャニーズきっての国民的スターである嵐が関係してくるようだ。
「今年いっぱいで活動休止に入る嵐ですが、そのラストイヤーとなる今年、新型コロナウイルスの影響でコンサートやイベントが軒並み中止になってしまっています。露出が少なくなってしまった嵐でもうひと稼ぎするため、ジャニーズは写真集や書籍などに力を入れて、雑誌の表紙やグラビアなどのオファーも積極的に受けようとしているそうです。その話を聞きつけた出版社の間で、嵐の争奪戦が始まっているんですよ」(同)
ジャニーズ事務所は、そんな嵐の絶対的パワーを使って、他のタレントを巧妙に売り込んでいくつもりなのだとか。
「ジャニーズは各誌に対し、嵐の出演をエサに、都合がいいような提案を押し付けてくるようです。例の『週刊女性』も木村拓哉が表紙を飾っていますが、これは木村が主演する放送中のドラマ『BG~身辺警護人』(テレビ朝日系)をゴリ押しするためのもの。ジャニー氏の礼賛記事も、『事務所に起きた“変化”と“子どもたち”への宿題』という見出しではありましたが、本文では売れていない若手Jr.グループの名前をしっかり出すなど事務所側への配慮が見られました。このようにジャニーズは、嵐をチラつかせる手法で、売れないグループやJr.をどんどん売り込んでくるつもりのようなんです」(前出の週刊誌記者)
こんなやり方は、故ジャニー氏が本当に望んでいたことなのだろうか?
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