Snow Man、ミリオン達成も“キンプリより格下”扱い! それでも「2~3年後に逆転」の可能性
#ジャニーズ #King & Prince #SixTONES #Snow Man
今年1月にリリースされたジャニーズの新星・Snow Manのデビューシングル「D.D./Imitation Rain」が、発売から約5カ月で100万枚セールスを記録した。
このシングルは、同時デビューを果たしたSixTONESとの両A面扱いであり、SixTONES盤は「Imitation Rain / D.D.」のタイトルでリリースされ、合算ではすでにミリオンに到達していたが、今回Snow Man盤だけで100万枚以上を売り上げたというわけだ。これについて、彼らをプロデュースする滝沢秀明にとってうれしい誤算だったのではないかと語るのは、レコード会社関係者。
「Jr.時代から人気のあった2組とはいえ、年齢的にはとうが立っており、業界の期待値は高くなかった。しかし、滝沢さんは自身のプロデュース業第1作目でもある彼らをどうにか大ヒットに導きたく、編み出したのが『2組合同デビュー+両A面シングルリリース』という荒技だったわけです。Snow ManとSixTONESそれぞれは弱いけど、束になって掛かれば売り上げも倍になるだろうと考えたのでしょう。これには反発の声も多くあがりましたが、結果的に大ヒットを記録した。うれしい誤算だったのは、Snow Manが単独で100万枚を売り上げたこと。SixTONES盤も今年中には単独でミリオンを突破しそうですし、そうすると合計200万枚以上を売り上げることになる。滝沢さんのプロデュースは大成功といえるでしょう」
あまたの人気アイドルを抱えるジャニーズ事務所だが、実はミリオンヒットはそう多くない。デビュー曲で100万枚以上のヒットを記録したのは97年のKinKi Kids「硝子の少年」、06年のKAT-TUN「Real Face」以来史上3組目の快挙となる。
数字によってその人気を示したSnow Manだが、一方でジャニーズ社内での評価はまだそこまで高くはなく、やはり“あのグループ”には敵わないのだという。前出のレコード会社関係者が続ける。
「やっぱりジャニーズ社内では『King & Princeより格下』扱いのようです。18年にデビューしたキンプリはデビュー曲『シンデレラガール』を70万枚売り上げましたが、いまだにミリオンヒットは出していない。CD売り上げだけ見ればSnow Manのほうが売れているように見えますが、キンプリは書籍や雑誌、グッズの売り上げが本当に強い。今はもう何を出してもバカ売れする状態です。カレンダーの売り上げを見ても、Snow Manの倍近く売ってますからね。総合的な売り上げはキンプリに軍配が上がる。Snow Manのデビュー曲がこれだけ売れたのは、ファンが頑張って複数買いしたおかげですから、真価が問われるのは2枚目のシングルからでしょうね」
キンプリは数年後にバランスが崩れる?
キンプリはJr.時代からジャニー喜多川の秘蔵っ子で、現在は社長であるジュリー氏の猛プッシュを受け、若手の中では頭一つ抜けた存在感を示している。しかし、中堅芸能事務所幹部は「2年後3年後のことを考えると、キンプリには懸念事項がある」と述べる。
「キンプリはとにかく平野紫耀一強です。グッズもろもろ売り上げがいいのも、平野の人気が群を抜いてるから。事務所も平野と永瀬廉、髙橋海人を特にプッシュしていて、残りの岸優太と神宮寺勇太は干され気味。ジュリーさんはいつもそうなんですよね。気に入った子ばかりに力を入れがち。まあ、ジャニーさんもそうだったから血筋なのかもしれませんが(笑)。幸い、今のところメンバー同士の仲は良いそうですが、ソロ仕事に格差があるままだと、年数を重ねるにつれNEWSやKAT-TUNのようにギクシャクしていくでしょう。
一方で、Snow Manには平野のようなスターはいませんが、ソロ活動よりグループ活動に力を入れて、全員で出演できるレギュラーバラエティを確保したのが評価できます。滝沢さんもメンバーそれぞれにバランス良く仕事を振り分けているみたいだし、メンバーもそんな滝沢さんをめちゃくちゃ慕ってるから、側から見てもいいチームワークに見えますよ」
さらに前出のレコード会社関係者が、世界的なアイドルのトレンドについてこう証言する。
「今、世界一売れている男性アイドルグループのBTS(防弾少年団)は完全に『グループ推し』のスタイルです。彼らは徹底してグループ活動を重んじており、ソロの仕事にはあまり力を入れていないんです。ソロでのCM仕事は受けず、グループでのCM出演しかしないというのも有名な話。これが“グループの絆”を重んじるファンに非常にウケている。SMAPや嵐とはやり方がまったく違うんですよね」
ソロ活動に力を入れるキンプリと、グループ活動に集中するSnow Man。果たしてこの先、どちらがより多くの人に支持される存在になるのだろうか? プロデューサーたちの手腕が試されることになりそうだ。
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