東京都民は何も考えていない? 都知事選で小池百合子「勝因の一番はコロナ」
#週刊誌 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
さて、藤井聡太(17)の快進撃が止まらない。渡辺明に挑む「棋聖戦」でも2連勝で、7月9日の第三局に勝てば見事戴冠。
木村一棋王位との七番勝負でも有利に戦いを進めている。このままいけば8月には二冠も夢ではない。
藤井の強さの秘密は、「タイムマネジメント」だという。広瀬章人八段は、自分との戦いに敗れてから、藤井は、「持ち時間の使い方が変わった気がします。特に、相手より先に一分将棋になることが減っています」と語っている。
終盤で、藤井必勝の局面だった時、「私はほとんど諦めてノータイムで数手指しました。そして6九飛車成という王手に対し、持ち時間を使い切っていた藤井さんが歩を合い駒したんですが、その一手によって藤井玉が詰んでしまった。三分でも残っていたら、藤井さんはミスを犯さなかったはず」(広瀬)
時間を操る術さえ手に入れた17歳は、一体どこまで強くなるのだろう。
文科省が「中学生による学校へのスマホ持ち込みを容認する方針」を示したことに、新潮が噛みついている。
尾木ママこと教育評論家の尾木直樹は、
「全国に先駆けて昨年、大阪府の教育委員会が解禁しているんです。それが1年経った今、大阪の市町村で持ち込みを認めているのは、たった三つの町だけ。(中略)現場感覚で、非常時でのメリットより、持ち込みのデメリットの方が高いと判断されているからに他ならない。これがすべてを物語っていますよね」
と語る。
フィルタリングに設定しても、解除するやり方などネットにいっぱいある。西部邁は「スマホは人間精神の廃物小屋」といったそうだが、学校にいる間だけでもスマホから離れる時間があった方がいいのは間違いない。
さいたま市で、市の教育委員会の主導で、通常登校が再開された初日の6月16日朝、すべての私立学校の生徒・児童約10万人が一斉に立ち上がり、「手を胸の高さに上げて30秒間、拍手をした。その様子の一部はZoomを使って市内の医療機関に『中継』されたという」(新潮)
このくだらない発案をしたのは、市で初めての女性の教育長だったそうだ。
上から押し付け、意味も分からず拍手したり万歳するのでは、医療従事者のほうも戸惑うばかりである。
形式ではなく、心からコロナ感染で昼夜を分かたず働いている医療従事者を励まそうというのなら、子どもたち一人一人が、その労苦を理解しなくては、何のための教育か。
籠池理事長が森友学園でやっていた「安倍さん万歳」教育と何ら変わるところがない。
今の教育委員というのは、百害あって一利なしだと思っている。こんなものなくしてしまえ。
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