木村拓哉『BG』短縮でスポンサー収入が大幅減! 台所事情が苦しいテレ朝がドラマ利益見込めず窮地に
#ジャニーズ #ドラマ #木村拓哉 #BG~身辺警護人~
テレビ朝日が由々しき問題に直面した。
6月30日、同社の定例社長会見が行なわれたが、その中で、西新取締役が木村拓哉主演の連続ドラマ『BG~身辺警護人~』シーズン2(木曜午後9時~)について、「7月いっぱいでの終了を予定している。(撮影)中断があったので当然、調整はあると思う。通常よりは(話数が)少ない」と明言した。
同ドラマは、新型コロナウイルスの影響により約2カ月遅れで、6月18日に放送開始したが、7月で終了となると、全7話で終えてしまうことになる。2018年1月期にオンエアされたシーズン1は全9話で、同局は明かしてはいないが、今シーズンも9話か10話の予定でいたとみられ、当初より大きく短縮されることになる。
「逼迫した経営状況がささやかれているテレ朝にとって、木村が主演するドラマはドル箱です。当然高視聴率が見込める分、ほかのドラマよりCMスポンサー収入が入るわけです。短縮されることで2~3話分、それが減るんですから大減収ですよ。撮影時期が延びたことで、次クールのドラマとの兼ね合いもあるでしょうし、木村を始め、キャストのスケジュール調整が難しかったのではないでしょうか」(広告代理店関係者)
今シーズンは初回17.0%(ビデオリサーチ調べの世帯平均視聴率、関東地区/以下同)と好発進。第2話では14.8%と大きくダウンしたが、シーズン1で全話平均15.2%をマークした実績があるだけに、今シーズンも15%前後は獲れる可能性が高いだろう。ファンにとっても、話数の短縮は残念なかぎりだが、同局にとっても、手痛い事態となる。
「テレ朝では、毎年10月期に放送していた米倉涼子主演ドラマが、コロナ禍やオスカープロモーションをやめて独立した米倉から色よい返事をもらえていないこともあり、今年は彼女の主演ドラマが制作できない公算が高い。それだけでも、スポンサー収入が大きく落ちるのに、そのうえ、木村のドラマでも収入減となると大変です」(テレビ制作関係者)
コロナ禍による減収は、ほかの局も同様だが、ドル箱ドラマに影響を与えてしまったテレ朝の損失は、どの局よりも大きいものになりそうだ。
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