『バイキング』9月末打ち切り説の現実味は?「坂上忍はむしろ扱いやすい」との証言も
#バイきんぐ #坂上忍
32年続いた『笑っていいとも!』の後番組として2014年にスタートし、今年で放送7年目を迎えたフジテレビ系の情報番組『バイキング』。しかし、女性週刊誌「週刊女性」(主婦と生活社)2020年6月30日号では、MCの坂上忍のパワハラが原因で、9月末にも終了するのではないかと報じられ波紋を呼んでいる。
記事によると、坂上によるパワハラでストレスを抱えた2名のスタッフが体調不良で休職中となっており、フジテレビ側も事態を重く見ているという。「週刊女性」からの取材に対し、フジテレビはそのような事実はないと否定。坂上も同誌の直撃に、終了の話は聞いていないと話している。
実際のところ、『バイキング』が9月いっぱいで終了する可能性はどれくらいあるのだろうか。
「現実問題として、いま『バイキング』は視聴率も悪くないし、フジテレビのお昼の帯番組として定着もしている。そういった番組を簡単に終わらせるということは、ほぼありえないでしょう。終わるとしても、半年から1年くらい前から、それなりに時間をかけて計画的に事を進めるのが基本。それこそ後番組の企画やキャスティングも必要ですし、そういう意味では今から3カ月後に『バイキング』が終わるというのは考えにくいです」(スポーツ紙記者)
では、坂上のパワハラ疑惑についてはどうなのだろうか。バラエティー番組にたずさわる構成作家が、坂上の裏側を明かす。
「たしかにスタッフに厳しい部分はあり、それを怖いと感じる人もいる。でも、坂上さんの“ツボ”を押さえていれば、文句も言われないので、むしろ付き合いやすいタイプでもあると思いますよ。
坂上さんは、とにかく事前に決めた流れ通りに番組を進めたいんです。コメンテーターに話を聞くタイミングも事前に決まっているし、その内容もほとんど決まっている。その流れ通りに進めば、坂上さんは気持ちよく仕事をしてくれます。『バイキング』のスタッフは、そういったことを誰よりも理解しているので、どちらかと言えば、どのスタッフよりも上手に坂上さんを動かしていると思いますけどね。業界内でも『バイキング』のパワハラが問題になっているという話は、聞いたことがありません」
どうやら『バイキング』の9月末打ち切り説については、“信じていない”という業界関係者も多そうだ。しかし、一方ではこんな話も。とある制作会社関係者は語る。
「仮に本当にパワハラ行為があって、局内で大きな問題になっているのであれば、極力情報が外に漏れないように、厳重な箝口令を敷いている可能性はありますね。つまり、ガチだからこそしっかりと情報が管理されているということ。あとは、“アンチ坂上”の存在が関係している可能性もある。坂上さんは“怖い”というイメージがあり、必ずしも誰とでもフレンドリーなわけではないから、“冷たくされた”と感じるスタッフも少なくない。いわば、業界内に“敵”がそれなりにいる人なので、ネガティブな情報が出てきやすいというのも事実でしょう」
いずれにしろ、本当に9月末で終了するならば、そろそろ具体的な情報が出てこないとおかしい時期。果たしてフジテレビの昼の顔に、どんな動きがあるのだろうか。
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