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日刊サイゾー トップ > カルチャー > 本・マンガ  > キン肉マンⅡ世が黒歴史なワケ

キン肉マン連載再開で黒歴史に脚光『キン肉マンⅡ世』がイマイチだったワケ

「キン肉マンII世」(集英社)

 ところで、あの作品はどうなった?

 4月20日より新型コロナウイルスの影響で休載していた人気漫画『キン肉マン』が、6月29日より連載が再開されることが「週刊プレイボーイ」(集英社)の公式サイト「週プレNEWS」で発表された。

 作者のゆでたまご先生は、同サイトにて「漫画というものは、描かないとどんどん忘れられてしまうのが世の常です」と休載することによる危機感を明かし、ますます漫画家として精進していきたいと思っております」と意気込みを見せている。

 そんななか、ネット上ではあの黒歴史作品についてのコメントが続出しているという。

「『キン肉マン』は1979年から87年にかけて『週刊少年ジャンプ』(同)で連載。そして、11年から『週プレNEWS』で再復活シリーズがスタートしています。その空白期である98年から『週刊プレイボーイ』で連載されていたのが、キン肉マンの息子であるキン肉万太郎を主人公にした続編マンガ『キン肉マンII世』。しかし人気が得られず、連載の途中で作者が『この作品は前作を超えるものにはならない』との思いを抱くようになるなど黒歴史になっています。その後、II世シリーズは終了となり、『キン肉マン』新編を再開することになっています」(芸能ライター)

『Ⅱ世』が人気を取れなかったことについて、サブカル誌ライターはこう語る。

「やはり『キン肉マン』が連載されていたのは、 黄金期の『週刊少年ジャンプ』ですから 他のライバル漫画に負けないように生き残りを懸けて編集も挑みますし 優秀な人がそろっていた。一方、『Ⅱ世』が掲載されていたのは漫画が専門ではない『週プレ』。編集者も前作を読み込んでいなかったのか、つじつまの合わない点が大ありでツッコミどころ満載、もはやファンの間で『Ⅱ世』は“パラレルワールド”、もしくは“虚章”扱いとなっています」

 コロナ前には、再ブームに沸いていた『キン肉マン』。ゆでたまご先生には、『Ⅱ世』の分まで完全燃焼してほしいものだ。

日刊サイゾー

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にっかんさいぞー

最終更新:2020/06/27 08:15
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