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日刊サイゾー トップ > インタビュー  > コント職人が集結の極上ユニット
お笑いコントユニット「メトロンズ」7人インタビュー

しずる・ライス・サルゴリラの最強コント職人が集結! 「脳裏に傷をつける」極上ユニットが始動

メトロンズ

 しずるとライスとサルゴリラの同期芸人たちがユニットを組んで新たに「メトロンズ」としての活動をスタートさせる。コントに定評のある3組、お笑い好きであればそのクオリティを疑問視する人はいないだろう。ただ、メトロンズは我々が想像しうる単純なコントユニットではないという。実力派のコント師が集まった、その単純な足し算の笑いには収まらないものを考えているそうだ。

 残念ながら予定していた第1回公演は、新型コロナの影響で来年に延期予定となってしまったが、このコントユニットでも劇団でもない新たな集団は一体どんなものなのか。7人目のメンバーでもある作家の中村元樹、さらにシソンヌライブも手がける制作の牛山晃一も交えて、まずはこのグループの構想について話を聞いた。

◇ ◇ ◇

――2018年までもこの同期3組でSIX GUNSとして活動されてましたよね。カテゴライズする必要はないのかもしれませんが、コントユニットでないとすれば、何かこの集団に当てはまる言葉はあったりしますか?

児玉 みんなのイメージは一致してると思うんですけど……。

赤羽 言葉がないっていうかね。

村上 劇団かっていうと、それも違うしね。

池田 観に来てもらって決めてもらうのが一番いいかもしれません。色んなものを感じて各々で持って帰ってもらえれば、僕たちはそれになります。

村上 ただ観る人にとってみれば、なにかあったほうが観に行きやすいっていうのもあると思うので……難しいですよね。これまでとは違うって言われても、対象がクリアじゃないと足が運びにくいのも分かります。新しいものが観られるっていうのに食いついてくれるのは、なかなかコアなお客さんだと思いますし。

――例えばシソンヌとチョコレートプラネットのユニットコントであれば、各コンビの特色も活かしつつ、コントの中に内包されていきますよね。お客さんもなんとなく空気感はイメージ出来ます。そういったそれぞれが作り上げてきた色が合わさるわけではないということですか?

村上 そこは一回、なくして観てもらったほうがいいかもしれないですね。メトロンズの7人として観てもらえたらいいなと思います。こういう動きは、これまでの吉本ではなかったかもしれないです。

田所 2人のコントではやり尽くしてきたっていうのはあって。そういう意味では、コンビのネタとは作り方も演じ方も違うので、この6人でやると新鮮で新しいボケも出てくるんですよね。

児玉 笑いのない時間もすごくあって、最初は慣れなかったりもしたんですけどね。それにも慣れてきました。育ってます。

赤羽 自分で言うなよ!

田所 お笑いのお客さんがみると最初は違和感があるかもしれないですけどね。

池田 しずる、ライス、サルゴリラっていう各コンビは一旦忘れて、なんなら吉本所属っていう概念も捨てて、メトロンズを観に来るっていう感覚でぜひ来て欲しいです。

村上 予備知識0でね。そもそもサルゴリラは誰も知らないと思いますけど……。

赤羽 いや、知ってますよね?

――もちろん知ってます(笑)。

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