パンサー尾形に足を舐めさせる佐藤栞里のスゴさ──女性版・勝俣州和として盤石の地位を築く!?
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パンサー・尾形の“足舐め”に躊躇しない度胸
「『有吉の壁』を観ていると、確かに本当にいい子なんだなということがよくわかります。誰のネタでも大笑いしてくれますし、流れを読んで芸人のネタにノリノリでのっかってあげたり、さりげなくサポートしてあげたり、体を張ったネタには爆笑した後、ちょっと振り返って心配そうな様子を見せたり。圧巻だったのは、コロナ自粛期間で先日VTRが再放送された温泉テーマパークでの収録で、ドクターフィッシュに扮したパンサー・尾形(貴弘)さんが足を舐める流れになった際、躊躇なく足を舐めさせ、嫌な顔ひとつせず、笑顔で『気持ちいいです』と言った場面でした」
実際、SNSでもこの場面は「パンサー尾形に足の指舐めさせてから佐藤栞里が大好きになった」「佐藤栞里ちゃん、パンサー尾形のドクターフィッシュのネタにちゃんと乗っかって足舐めさせて肝が据わってる! そりゃ、売れるはずだ」と、大ウケだったようだ。
また、ネットの掲示板でも、いつでも笑顔でノリが良く、分け隔ての無い態度が愛され、「絶世の美少女というわけじゃないのに、結局クラスで一番モテるのってこういうタイプ」などとも言われていた。
あるバラエティの放送作家は言う。
「佐藤栞里さんは、もともと好感度が高く、番組アシスタントとしての需要が高いですが、なにより『家族で安心して見られる子』という強みがあります。笑顔が本当に明るくて、観ているだけでも楽しくなる。特に『有吉の壁』では、アクの強い芸人たちを中和してくれる魅力があるのではないでしょうか」
アシスタントとしての魅力については、さらに次のように補足する。
「MCのアシスタントポジションでいうと、かつてのベッキーや、矢口真里、今なら小島瑠璃子など、空気を察知して、それに合わせてコメントできたり、場を動かしてくれるタイプはいろいろいるんですよ。ただし、みんなたいてい『裏があるんでしょ』と感じさせる部分がある。それに対して、佐藤栞里さんはどこから見ても悪い感じがないですよね。また、自分の感覚を大事にして『女の子代表』みたいなポジションにいる指原莉乃さんと違い、主張もない。意見を求められることもないし、熱狂的なファンがいる感じはあまりないですが、しっかりした個性のあるMCの隣で、場を和やかにしてくれる雰囲気がある。家族にしたい、孫にしたい、友達にしたい、こんな同僚がいたら……というイメージ。1対1として機能するというよりは、集団の中にいると楽しい存在で、女版・勝俣州和のような存在ではないでしょうか」(前出・放送作家)
気が利いたコメントをするわけではなく、派手で華やかな印象でもない。しかし、主張や、自分の意見を押し出すわけでもなく、安心感や和みを与えてくれる存在は、不安で殺伐とした今の世の中に受け入れられやすいのかもしれない。
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