Jリーグ無観客試合で烙印が? 53歳・三浦知良、“客寄せパンダ”の存在意義
#サッカー #三浦知良 #Jリーグ #新型コロナウイルス
新型コロナウイルス騒動により、長らく中断していたJリーグ。ようやく再開の目処が立ったが、53歳で現役を続ける日本サッカー界の至宝・三浦知良にとっては厳しい1年になりそうだ。
2月末から中断が続いていたJリーグが6月15日、再開後の日程を発表した。プロ野球はすでに試合数を減らすことを発表しているが、Jリーグは予定されていた試合をすべて行う意向で、残り33試合を約半年で消化するスケジュール。これに簡略化されているとはいえ『YBCルヴァン杯』も加わり、例を見ないハードスケジュールとなる。観客については、まずは無観客でスタートし、徐々に入場者数を増やしていく予定だが、状況はまったく未知数だ。フリーのスポーツライターは言う。
「100%消化するスケジュールになることは分かっていましたが、改めて見るとスゴいスケジュールですね。基本的に週2ペースで試合をこなしていく日程で、代表戦が行われる週も試合を決行します。チームがACL(アジア・チャンピオンズリーグ)に出て、代表にも呼ばれた選手は、半年で40試合以上こなすことになるかもしれません。今年は特例で降格なしというルールですから、選手たちが交代で休みながら日程をこなすことになるはず。せっかく組み直した日程ですが、グダグダなシーズンになるかもしれません」
ファンは待ち望んだ再開だが、約4カ月の休養を一気に埋めようとすれば、自ずと歪みは現れる。そして最年長選手の“カズ”にとっても特別な1年となるのは確実だ。週刊誌のスポーツ担当記者は言う。
「最年長記録を年々更新するカズですが、今年は所属する横浜FCが13年ぶりにJ1に昇格し、本当に勝負の年となります。チームとしては、一番知名度があるカズを何とか話題にして、集客に繋げたかったはずです。
ところがフタを開けてみれば、今年は変則日程で、しかも当初は無観客。テレビでカズを見ても、チームにお金は入りませんから、“客寄せパンダ”のカズの存在価値がありません。そもそも去年も一昨年もほとんど試合には出ていませんから、チームは戦力として考えていないはず。今年は過密日程なので、出番が回ってくるかもしれませんが、そうなれば結果を残すしかありません。去年までいたJ2ならともかく、J1は53歳のカズが活躍できる余地があるレベルの場所ではありません」
上野動物園のパンダのシャンシャンは、配信された動画が大人気だったが、カズもシャンシャンばりに輝くことができるのだろうか。
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