6・19プロ野球開幕、異例の“ジャイアンツタイム”にメディアが大ブーイング
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3月20日予定だった公式戦開幕が、新型コロナウイルスの影響で6月19日に延びたプロ野球。ようやくスタートラインに立てる形となったが、ここにきて判明した異例の“ジャイアンツタイム”に関係者が大ブーイングを飛ばしている。
先ごろ発表された7月下旬までの日程に続いて、15日午後には日本野球機構(NPB)がシーズン終了までの公式戦日程を発表。感染拡大防止のためパ・リーグが導入する「同一カード6連戦」のスケジュールは8月下旬に解消。セ・リーグも同時期より通常モードでの日程が組まれていることが判明した。
今後は「いつ、観客をどれくらい入れるのか」というところに話題が移りそうだが、これらを取材する報道関係者からは開幕目前にもかかわらず、不満が漏れてくる。
正力松太郎が「巨人軍は常に紳士たれ」という言葉を残したように、巨人ナイン、関係者には常に社会人としての模範となることが求められている。それゆえに巨人には「30分前行動=ジャイアンツタイム」が定着しているのだが、報道陣には別の意味での「ジャイアンツタイム」を課せられているという。
「6月に行われた無観客による練習試合ですが、報道関係者の東京ドームへの入場がなんと試合開始1時間前以降に制限されているんです。これでは選手がどんな練習をして、誰がケガをして離脱しそうなのかとか、コンディションや調子も見ることができない。評論家の皆さんも困っていますね」(テレビ局スポーツディレクター)
球団側としては、感染拡大防止の観点から、念を入れた対応のようだが、19日の開幕戦以降も継続されることで報道陣の不満が爆発寸前のようだ。
「19日の開幕戦は18時プレイボールですが、報道陣の入場は17時、カメラマンは試合開始30分前の17時半の予定です。また、間が悪いことに相手は西の人気球団・阪神。大阪から大挙して虎番記者が押し寄せます。それでも対応は変わる様子がなく、球界内でも『巨人は何がやりたいんだ!』との声が噴出しています」(同)
新型コロナについては、坂本、大城2選手のPCR検査結果をめぐって“微陽性”なる迷言で片付けようとした巨人。まだまだ混乱は続きそうだ。
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