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キンプリ新曲50万枚大ヒットの裏事情!「平野紫耀の台頭」「歌番組は意味がない」「強いライバルの出現」3つの要因を読み解く

強いライバルの出現がヒットを生んだ!? 「ジャンプ」マンガ戦略

キンプリ新曲50万枚大ヒット! 3つの要因を分析「平野紫耀の台頭」「歌番組の意味のなさ」「強いライバルの出現」の画像3
今年1月にデビューし、ミリオンヒットを叩き出したSixTONESとSnowMan(公式サイトより)

 そして今回の曲をヒットに押し上げた最後の要因として挙げられるのが、複雑なファン心理だ。King & Princeをデビュー当時から追っているという20代の女性・C氏はこう証言する。

「今年デビューしたスノスト(Snow ManとSixTONESの略称)のミリオンヒットが、ティアラ(キンプリファンの総称)をすごく刺激したと思います。キンプリ本人たちもずっと『ミリオンヒットを出したい』と公言してるし、ファンとしても叶えてあげたい気持ちがある。それなのにスノストに先を越されて、ファンはかなり怒っていました(苦笑)。実際、スノストのCDが100万枚を売り上げた時に、ティアラの間で『シンデレラガール』の追加購入を促す呼びかけがツイッターを中心に盛り上がった。ジャニーズのファンは、ほかのグループをライバル視する人が多いから、そういう対抗意識が購買意欲につながっている面はあるかもしれません」

 つまり強いライバルの出現で、より力を発揮するようになったということか。まるで「ジャンプ」マンガのような展開だが、スポーツの世界でも1人世界記録保持者やメダリストが現れるとその競技全体が底上げされるということはある。芸能界にもそうした力学が生じたとしてなんら不思議はない。

 平野紫耀の台頭、YouTubeプロモーションの効果、そしてファン心理。これら3つの要素が重なり合いブーストされ今回の50万枚大ヒットが生まれたのかもしれない。ジャニーズとしては、今後このヒットをさらに勢いづけるための戦略を練っていく必要があるだろう。

最終更新:2021/12/03 01:02
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